マルク・マルケス F1 MotoGP マーク・ウェバー
MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスのF1初走行に“コーチ”として参加した元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、マルク・マルケスのF1マシンへの適応力を絶賛した。

マルク・マルケスは6月5日(火)にレッドブル・リンクでのプライベートテストに参加。トロロッソ・ホンダのカラーリングが施されたレッドブル・レーシングの2012年マシン『RB8』で43周を走り込んだ。

走行前にレッドブルのファクトリーでシミュレーターで準備を行ったマルク・マルケスは、レッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツ、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ、本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史、元F1ワールドチャンピオンのメルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダが見守るなか、F1マシンでの初走行を実施した。

「世界最速のマシンを走らせるのがずっと夢だった」とマルク・マルケスはコメント。

「今日の走行にむけてしっかり準備してきたし、あまり寝れなかった。信じられない経験だったし、間違いなく僕のキャリアのハイライトだね」

「MotoGPとは大きな違いがある。特に最初は視界の制限が大きなチャレンジだった。コックピットのなかは思っていたよりも締め付けられる感じがあった。制動距離やターンインのタイミングも完全に異なる」

「もちろん、F1カーにははるかに多くのダウンフォースがあるし、特にコーナーの多いサーキットの部分では楽しかった」

マルク・マルケスのコーチとして参加したマーク・ウェバーは、マルク・マルケスのF1初走行に感銘を受けたと語る。

「印象的だった。もちろん、マルクは2輪の世界でトップに立っている男だからね」とマーク・ウェバーはコメント。

「コックピットに乗り込むと彼はすぐに100%集中していたし、レーストラックでトップパフォーマンスを発揮した」

「F1とMotoGPはまったくの別物だ。マルクはインストラクターとしての僕の仕事をとても簡単なものにしてくれた。彼は常に適切な質問をしてきたし、ラップ毎に改善していた」

「F1カーを走らせてラップタイムを生み出す方法はまったく異なる。ダウンフォースははるかに多いし、コーナリングでのグリップも多い。目線は異なるし、側面のコンポーネントやシートポジションも独特だ」

「素晴らしく印象的な午前だった。彼は少しずつタイムを縮めていった。ブレーキグエリア、高速コーナー、そして、今ではもう少しラップタイムを引き出すために少し時間がかかる最後のパートに入っている」

「全体的にはここにいられたことは本当に名誉なことだった。彼の走りは素晴らしかった」

かつて、MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシは、本格的に4輪への転向を考えて、フェラーリのF1マシンをテストしている。

マルク・マルケスは、近い将来での転向はないとしつつも、将来、4輪でレースをする可能性についてはオープンなままにしている。

「今後数年はMotoGPに留まることが僕の完全な焦点だ。僕は素晴らしいチームにいるし、高いモチベーションを持っている」

「でも、どうなるかはわからないよね。数年後にはF1を真剣に考えているかもしれないね!」

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カテゴリー: F1 / MotoGP / マーク・ウェバー