F1モナコGP:ストロールにルクレールとの接触で1グリッド降格ペナルティ

この接触はFP1序盤に発生。ストロールは他車に道を譲ったあと、ヘアピン進入のブレーキングゾーンで再びレコードラインに戻ったところで、フェラーリのルクレールと接触。ルクレールがストロールのリアに追突する形となった。
ルクレールのマシンはフロントウイングを破損し、これにより赤旗中断が発生。ストロールのマシンはリアサスペンションが破損し、ギアボックス交換も必要となったため、FP1の残り時間を走ることができなかった。
事故を審議したスチュワードは、ストロールが「完全に責任を負う」と判断。その結果、日曜の決勝で1グリッド降格と、さらにライセンスに1ペナルティポイントが科されることとなった。
スチュワードの裁定文にはこう記されている。
「スチュワードは、ターン6において18号車(ストロール)が16号車(ルクレール)の進路を横切ったため、16号車が18号車に衝突したと判断した。これにより、16号車は損傷を負った」
「18号車のドライバーは、チームから16号車の接近について無線で警告を受けていたが、そのメッセージを聞き取っていなかったと説明した。このことが事故につながった」
「我々は、18号車がこの接触の全責任を負うと判断した。16号車には接触を回避する術がなかった」
「以上の状況を踏まえ、決勝での1グリッド降格と、ライセンスへの1ポイントのペナルティを科す」
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