メルセデス “セットアップシート未提出”でF1ラスベガスGP予選失格の可能性
メルセデスがF1ラスベガスGPの予選前に、2台分のセットアップシートを提出しなかったとしてスチュワードに召喚される可能性がある。

チームはジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリのマシンに関して、FIAテクニカルデリゲートのジョー・バウアーから「書類が提出されていない」と指摘されており、規定違反と判断されれば罰則、さらには予選失格の可能性もある。

FIAが問題視した提出遅延
FIAの文書によると、「20時12分の時点で、メルセデスは両マシンのセットアップシートを提出していなかった」と記されている。

スポーティングレギュレーション40.1条では「各コンペティターは、スプリント予選および予選セッションでピットレーンを初めて離れる前に、両マシンのサスペンションセットアップシートをテクニカルデリゲートに提出しなければならない」と定められている。

メルセデスの代表者は、現地時間21時45分(英国時間5時45分)にスチュワードへ出頭することが求められている。

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 ラスベガスグランプリ

ラッセルは4番手、アントネッリはQ1敗退
ラッセルは日曜のラスベガスGP予選で4番手につけ、一方アントネッリはQ1でノックアウトされ、17番手に沈んだ。

サインツとウィリアムズにも別件で審議
カルロス・サインツは予選中のランス・ストロールとのインシデントによりスチュワードに召喚されている。

さらにウィリアムズも、FP3終了後に必要なインターミディエイトタイヤの電子返却を行わなかったとしてスチュワードに付託されている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1ラスベガスGP