メルセデス F1マイアミGPを戦う特別デザインのレーシングスーツを公開

今回のデザインは、マイアミの雰囲気を反映したバーガンディ、ピンク、シルバーのパームツリー柄が特徴。ヘルメットも同様のテーマで彩られており、ラッセルはピンク基調、アントネッリはレーシングスーツに合わせたバーガンディ基調のデザインを採用している。
また、チームはリザーブドライバーのバルテリ・ボッタスとF1アカデミーに参戦するドリアーヌ・ピンのためにも、それぞれ特別なスーツを用意している。
この一連の特別仕様の公開により、ファンの間では「W16のカラーリングも変更されるのでは」と憶測が広がっている。SNSでは「シルバーのアクセントが全部ピンクになるのか?」といったコメントも見られた。
チーム代表のトト・ヴォルフは、マイアミGPに向けたプレビューの中で次のように述べている。
「マイアミは象徴的な街で、このイベントはカレンダーの中でも重要な一戦になっている」
「今年は映画のプレミア、テクノロジーフォーラム、パートナーイベント、トラックサイドのホスピタリティなど、様々なアクティベーションを予定しており、マイアミとチーム双方のルーツを祝う場となるでしょう」
「今回はアディダスとの初の特別コラボにより、チームのビジュアルにも変化が加わる」

また、今季序盤のパフォーマンスについても触れ、「ここまで良いスタートを切れているが、油断はしていない」とコメント。サウジアラビアGPでは課題が残ったものの、今週末のマイアミでは気温やタイヤコンパウンドが類似しているため、「より競争力のある走りが期待できる」と語った。
さらに、F1アカデミーに参戦中のドリアン・ピンについても「マイアミ専用リバリーでの走行が楽しみにしている」と述べており、週末全体をチームにとってのハイライトとしたい意向を示した。
なお、メルセデスは今回の特別デザインに合わせてアディダスとのコラボによる「マイアミ2025」公式グッズコレクションも発売している。

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