ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP初日最速も「それほど良くはない」
ルイス・ハミルトンは、初日の両プラクティスセッションでトップタイムを記録したにもかかわらず、メルセデスのラスベガスグランプリでの見通しについては慎重な姿勢を崩していない。

今年2勝を挙げているハミルトンは、木曜日のプラクティスセッションの2回目ではランド・ノリスより0.1秒速かったが、1回目ではチームメイトを上回っていた。前回のブラジルGPで厳しい週末を過ごしたハミルトンは、W15のパフォーマンスについて「かなり良い」と語った。

「今年初めて、このような1日を過ごせたと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

「FP1ではマシンの感触が本当に良かった。FP2ではそれほどでもなかった。だから、今夜は作業が必要だ」

「自分たちが今どの位置にいるのか、またその理由を正確に知るのは難しいが、このトラックを走るのは本当に楽しい。明日になれば、マシンがまだ同じ状態にあるかどうかがわかるだろう」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 ラスベガスグランプリ

メルセデスは今年、タイヤを最適な温度範囲に保つのに苦労することが多い。ネバダの夜空の下、気温は低かったが、ハミルトンはメルセデスにはこのコンディションが合っていると考えている。

「暑いコンディションは僕たちにとっては少し不利だけど、レースペースはそれほど良くない。だから、ラップ中のペースを落とさずにレースペースを向上させる方法を今夜のうちに考え出さなければならない。でも、連続したセクターで良いタイムが出たし、マシンが僕を振り落とさなかったのは良かった」とハミルトンは語った。

ブラジルGPでは10位に終わり、残り3戦のレースに復帰するかどうか迷っていると認めたが、ハミルトンはチームがインテルラゴスで彼が苦戦した理由を理解していると示唆した。

「自分自身には自信がある。今週末を迎えるにあたり、自分のドライビングに問題があるわけではないとわかっている。だから、今夜はしっかり休んで、明日は強さを発揮できるようにしたい」とハミルトンは語った。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1ラスベガスGP