メルセデスF1代表、2戦連続で欠席 「WhatsAppでレッドブルを祝福する」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは2戦連続のグランプリで欠場となった。つまり、主要ライバルであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが3度目のワールドチャンピオンに確定させる瞬間、彼は欠席することになる。

「WhatsAppでヘルムート(マルコ)を祝福するよ」とトト・ヴォルフはOsterreichに語った。

「ライバル関係にあっても、フェアなスポーツマンであり続けなければならない。クルマ、チーム、ドライバー......彼らはベンチマークだ。彼らを祝福することしかできない」

51歳のヴォルフは、表向きは膝の手術のために日本GPを欠場したが、今週末のカタールGPで復帰するつもりだった。

「手術はこれ以上ないほどうまくいった。ただ、その後のリハビリはちょっとやりすぎたかもしれない」とヴォルフは語った。

「いずれにせよ、主治医によると、長時間のフライトは今のところ向いていないようだ」

しかし、ヴォルフ、そして、ルイス・ハミルトンは、チーム代表がカタールでのレース週末に引き続き全面的に関与していると語った。

「彼がここに来られなくなってショックだよ」とハミルトンは語った。

ヴォルフの代表として副ジェローム・ダンブロージオとコミュニケーション責任者のブラッドリー・ロードがサーキットに出席しているが、「彼は今でもチームを100%リードしている」とハミルトンは主張した。

「彼はこのチームを今日に至るまで信じられないほど懸命に働いてきた。休みの日も問題なく過ごせるはずだ」

「彼には心配しないように言ってある」

実際、ヴォルフは「チームとつながり、全面的に関与できる」ように自宅の中に実際に「ピットウォールを築いた」と語った。

2024年に向けてもっといいマシンを与えてくれるよう最近メルセデスにプレッシャーをかけているハミルトンにとって、それは嬉しいことだろう。

「我々は毎日、自分たちにそう言い聞かせている」とヴォルフは語った。

「開発曲線はかつてないほど急でなければならない」

「レッドブルははるかに先を行っているので、我々はクルマのコンセプトを完全に変えようとしている」

ヴォルフは、ロサイル・インターナショナル・サーキットの高速で多くのコーナーが現在のメルセデスに合っていないと語った。

「メキシコかブラジルに期待したい。それまでには体調を整えて、現場に戻りたい」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1カタールGP