メルセデスF1、E10燃料がエンジンの燃焼に及ぼす影響を解説
メルセデスF1は、2022年型エンジンの“大規模”な改良にどれだけの作業が必要がだったかを説明した。

新しい技術規制の結果として多くの変更が車に見られているが、F1パワーユニットはほとんどの人に見えないままの開発分野だ。だが、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインのマネージングディレクターであるハイウェル・トーマスがそのプロセスを語った。

メルセデスF1の新しいビデオで、ハイウェル・トーマスは、新しいパワーユニットに行った作業に満足しており、変更は通常の「小さな再配置」をはるかに超えていると語った。

「チームによって、特に車内での配置に関して、非常に多くの素晴らしい仕事が行われたと思う」とハイウェル・トーマスは語った。

「車に搭載するためにどれだけの作業が行われたかは誰もが知っている。エンジンの前面はまったく異なる。長年にわたって、エンジンの前面について話していると思うが、ほぼ毎年、我々それを再配置している」

「しかし、今回は小さな再編成ではなかった。恐ろしいほど大規模だった!」

ハイウェル・トーマスは、関係する作業がそれだけの価値があったことを認め、次のように付け加えた。

「だが、そのようには見えないですよね? 我々全員が理解している」

「そして、繰り返しになるが、それは毎年目にするアイテムのひとつだと思う。そして、我々はここでそれをあちこちで微調整している。だが、そこにあるものは完全に異なるものだ」

新しいエンジンを構築するプロセスに影響を与えるための規則変更の別の領域は、より持続可能なE10燃料への移行だ。

「持続可能な要素は…燃焼を変える」とハイウェル・トーマスは説明した。

「エタノールを燃料に入れるということは、発熱量が下がることを意味する。つまり、最初からパフォーマンスが低下する。したがって、同じ量の燃料が通過する場合、エネルギーは少なくなる」

「パフォーマンスが低下するため、これは我々にとって問題だ。しかし、燃料のアンチノック性も向上している。繰り返しになるが、エタノールとドロップの特徴は、燃料のアンチノック性が向上することであり、エンジンを少しハードに走らせることができる」

「そして、それは、一方を最小化し、もう一方を最大化し、パフォーマンスを確実に取り戻す作業になる」

E10燃料への移行は、メルセデスF1チームのテクニカルディレクターであるマイク・エリオットも「大きな挑戦」だったことに同意している。

「我々が行った候補燃料の数、ペトロナスがもたらしたさまざまなブレンドの数 ー それは今年の開発の大きな部分だった」とハイウェル・トーマスは語った。

さらに、2022年のF1エンジン凍結の導入、つまり、開発が2025年まで凍結されることは、考慮すべき別の問題を提供した。

「他の規制に加えて、エンジンが凍結しているという事実がある」とハイウェル・トーマスは言った。

「それが今後4年間のPUになる。我々は何も除外したくなかった。すべてをそこに詰め込む必要があった。すべてのパフォーマンスのアイデア、すべての信頼性のアイデアをね」

「だからこそ、持ち越されたパーツカウンターを見ると、空力チームとそれほど遠くないものになった。これは、このレギュレーション以来、間違いなく私たちが行った最大の変更だ」

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カテゴリー: F1 / メルセデス