メルセデスF1:バルテリ・ボッタスのW12の修理費用は1億5000万円
メルセデスF1は、F1エミリア・ロマーニャGPでバルテリ・ボッタスが全損クラッシュを起こしたことにより、約139万ドル(約1億5000万円)の損害を被ることになった。

これまでのシーズンであれば、この金額は決して大きな問題にはならなかったかもしれない。しかし、F1は今年から1億4500万ドルの予選上限が設けられている。すなわち、メルセデスF1は2021年の総予算の1%弱をバルテリ・ボッタスの修理に充てることになる。

幸いなことに、バルテリ・ボッタスのパワーユニットは損害と受けていないと伝えられている。

メルセデスF1は、予算上限と2021年の技術規則に対応するために今季マシンW12に昨年のW11のモノコックをキャリーオーバーしている。バルテリ・ボッタスがクラッシュしたモノコックはNo.05だ。

メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは「過去数年、我々のドライバーはマシンをあまり壊すことなくシーズンを乗り切るのを得意としてきた。しかし、今回はカーボンと金属の加工という点で非常に広範囲の作業が必要になる」と語る。

「引き続き使えるパーツがあるのかを調べ、ポルティマオに向けてマシンを修理するが、今回のような事故が発生した場合、大きな懸念になる」

「今回はルイス(ハミルトン)のフロントウイングのこともある。大きな事故が相次いで起こり、重大な損害が生じることは、我々にとっては悪いことだ。このままではパーツに費やせる予算の割り当てを超えてしまうかもしれない」

これはメルセデスF1の今後の開発計画にも影響を及ぼす可能性がある。予算上限が適用されるため、以前のようにパーツの在庫を豊富に確保することはできない。アップデートを導入すれば、過去のパーツは不要になるためだ。

新しい空力パーツは、製造に入る前にCFDの車と風洞で実際にそのポジションを確認する必要があり、生産の管理により重点が置かれている。

「最終的に大きな問題になれば、開発予算に影響を及ぼす可能性もある。十分注意して進めていかなければならない」とアンドリュー・ショブリンは語った。

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カテゴリー: F1 / メルセデス / バルテリ・ボッタス