メルセデスF1代表 「レッドブル・ホンダがリードしているのは間違いない」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1バーレーンGPで優勝したのはメルセデスF1だが、依然として今季のF1で勝つチームはレッドブル・ホンダだと主張する。

F1バーレーンGPでポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。ルイス・ハミルトンに約0.4秒差をつけたフェルスタッペンは、決勝でも優勝候補だった。

しかし、メルセデスF1がとった積極的な戦略によって、ルイス・ハミルトンはアンダーカットを成功させてマックス・フェルスタッペンの前にでることができた。それにより、フェルスタッペンがレースに勝つためにはコース上で7回のF1ワールドチャンピオンを追い抜かなければならなかった。

マックス・フェルスタッペンは、ターン4でルイス・ハミルトンを追い抜いたが、トラックリミットを超過してのオーバーテイクだったためポジションを返さなければならず、改めて抜き返すためのタイヤは残っていなかった。

F1バーレーンGPのレース後、トト・ヴォルフは“レースの神々がメルセデスに味方した”と語った。

「誰かに日曜日の結果がこのような結果になるだろう言われても、おそらく信じられなかっただろう」

「自分たちに100%正直になれば、我々は予選ペースはまだ足りていない。かなりのペースだ。今日、我々は競争力があったと思う。我々は間違いなく競争力があったし、戦略がすべての違いを生んだ」

「我々は序盤に大胆な動きをし、トラックポジションを重視し、最後にレースの神が私たちの味方してくれた」

レッドブル・レーシングは、2013年以来、バーレーンで優勝していなかった。トト・ヴォルフは、シーズン開幕戦でのレッドブル・ホンダが見せた印象的なペースは、残りのシーズンにむけて不吉なものだと語る。

「これまで、バーレーンはレッドブルにとって強いレースではなかったし、彼らは出発点で特に良いレースをしてこなかったが、今週末は2021年にはそうではないことを示した」とトト・ヴォルフは付け加えた。

「彼らを倒すのは非常に難しいことであり、彼らが集団をリードしていることは間違いない」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1