メルセデス、2020年F1マシン『W11』のカラーには赤の要素が追加?
メルセデスF1チームは、2020年F1マシン『W11』の新たなティザー映像を公開。ペイント作業を収めたその動画では、W11にはシルバーとグリーンに加え、新たなカラーが追加されることが示唆されている。

メルセデスのF1マシンのカラーリングは過去数シーズンにわたってシルバーアローをベースにタイトルスポンサーを務めるペトロナスのグリーンが施されてはいるが、広告がそこまで掲載されていないかなりシンプルなものだった。

だが、動画では「シルバー、グリーン、そして・・・」というキャプションとともに赤系のカラーを吹き付けるシーンが公開された。

Financial Times のレポートによると、20年前にジム・ラトクリフによって設立された化学多国籍企業であるイネオスは、メルセデスの2020年F1マシン『W11』にその名前を掲載するために2000万ポンド(約28億6000万円)を支払うと報道。これはタイトルスポンサーのペトロナスに次ぐ大口契約となる。

例えば、この金額は、レッドブルのタイトルスポンサーであるアストンマーティン(推定23億円)、レーシング・ポイントF1チームのタイトルスポンサーであるスポートペサ(推定19億円)、ウィリアムズのタイトルスポンサーであるROKiT(推定24億円)を上回る金額となる。

そのため、メルセデスのF1マシンにはイオネスのカラーリングが追加される可能性がある。伝統的にイオネスのサイクリングチームは赤とブラックのユニフォームを着用している。

メルセデスF1チームは1月28日(火)、テストベンチで稼働させてきたエンジンを2020年F1マシン『W11』に搭載して初始動。2月14日にシルバーストンでシェイクダウンを実施する。一般公開イベントではないが、メルセデスは動画、技術情報、マシンの画像などを当日に公開する。



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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1マシン