F1
FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッドは、F1におけるメルセデスの継続的な成功に驚いており、ミハエル・シューマッハとともに黄金時代を築いたフェラーリを上回っていると認める。

メルセデスは、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権を6連覇して2014年からF1を支配している。ジャン・トッドは、チームやスポーツマンがこのような連覇を成し遂げるのがいかに難しいことであるかを強調する。

「驚くべきことだ。それを達成することがいかに難しいかを人々が理解しているとは思えない」とジャン・トッドは RACER にコメント。

「特にフェラーリ、そして、今はホンダと組んでいるレッドブルのような他のチームと素晴らしいドライバーがいる場合、6年連続でそれを行うのは驚くべきことだ」

ジャン・トッドは、フェラーリがF1で大きな成功を収めた2000年代にチームプリンシパルを務めており、タイトル獲得チームを維持するために何が必要であるかを身をもって知っている。

「本当にリスペクトしているし、いくつかの記憶を思い起こさせる。彼らの方が良い結果を達成したことを認めなければならない。彼らは6連覇と6連覇、我々は6連覇と5連覇だった。強力なライバルとそれを達成した」

ジャン・トッドは、メルセデスの業績に“言葉を失った”と付け加え、メルセデスの連覇を阻止する他チームの登場に期待していると語る。すでにフェラーリとレッドブル・ホンダはメルセデスとの差を詰めており、2019年は近年で最も拮抗したチャンピオンシップのひとつとなった。

「チャンピオンシップは、彼らにとって見た目よりもはるかに難しかったのではないかと感じている」とジャン・トッドは2019年の戦いを振り返る。

「しかし、それは単に組み合わせだ。非常に競争力があるには、素晴らしいドライバー、素晴らしいマシン、そして、素晴らしいチームが必要だ。これら3つが揃っていなければ機能しない」

ジャン・トッドとミハエル・シューマッハ

ルイス・ハミルトンは、2016年のF1タイトルを当時チームメイトだったニコ・ロズベルグに獲られているが、メルセデスの持続的な成功に重要な役割を果たしたことは間違いない。

「ルイスのような個性と才能がいるのは素晴らしいことだ。しかし、それはモータースポーツの物語の一部だ。10年ごとに特別な才能が出てくる」と語るジャン・トッドは、ルイス・ハミルトンを、ミハエル・シューマッハ、ファン・マヌエル・ファンジオ、ジム・クラーク、ジャッキー・スチュワートといった成功者と比較した。

「ルイスの前にはミハエル、ファンジオ、クラーク、スチュワートがいた。常に素晴らしい才能がいた。いつかルイスも引退するし、何名か新しい才能が出てきている」

ジャン・トッドは、ルイス・ハミルトンが引退を決めた場合、マックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、ピエール・ガスリーのような若い世代がトップを引き継ぐのは良いことだと語る。

「ルクレール、フェルスタッペンに関しては、マシンが助けになるだろう。私はノリス、ラッセル、ガスリーなどの新しいドライバーもその可能性があると確信している」

「彼らは非常に才能のあるドライバーであり、それをバックアップするマシンと個性を持っていれば、彼らは新世代のルイスになるだろう」

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カテゴリー: F1 / メルセデス / フェラーリ