トト・ヴォルフ
トト・ヴォルフが、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者に就任すると AUTOASPORT が報じた。

ウィリアムズの常務取締役で株主でもあるトト・ヴォルフは、メルセデス・ベンツのDTMプログラムを運営するHWA社の共同オーナーでもある。

メルセデス・ベンツでは、昨年末に長年モータースポーツ責任者を務めてきたノルベルト・ハウグが辞任している。

だが、昨年、ニキ・ラウダがメルセデスF1チームの非常勤取締役に就任しており、トト・ヴォルフの責任がDMTとF1でどのように分けられるかは明らかになっていない。

トト・ヴォルフのコメントは得られておらず、メルセデス・ベンツ側もこの件についてのコメントは拒否している。

メルセデス・ベンツのスポークスマンは「我々が推測に関してコメントしないことを理解していただきたい」と AUTOSPORT に述べた。

だが、情報筋によると、まだ解決しなければならない問題は残っているが、契約は原則的に合意されたと述べている。

最大のハードルのひとつは、トト・ヴォルフが、ウィリアムズF1チームの株式を保有していること。

2009年11月、トト・ヴォルフが専務取締役となり、ウィリアムズの株主になったことが発表された。

トト・ヴォルフは、将来のチーム代表報道として名前が挙げられている。

トト・ヴォルフがHWA社の株式を49%保有していることは、ウィリアムズとの関係には問題にはならなかったが、メルセデス・ベンツでの役割は形式的であっても利害の衝突が発生する可能性がある。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ウィリアムズ・レーシング