マクラーレンF1 トレンドマイクロがオフィシャルパートナーに就任

トレンドはマクラーレン・レーシングのようなスピードを重視する組織が脅威に先んじて対応できるよう、オペレーションシステムや機密データを保護し、業務の安全性を確保している。
マクラーレン・レーシング共同チーフ・コマーシャル・オフィサーのマット・デニングトンは次のように述べた。
「トレンドがマクラーレンF1チームのオフィシャルパートナーとして加わってくれることを大変うれしく思う。彼らの専門知識は、我々が電動レースを戦う際に非常に貴重なものだったし、この強固な基盤の上に、次の章を一緒に築いていけることを楽しみにしている」
現代のモータースポーツにおいて、サイバーセキュリティは極めて重要であり、ミリ秒やデータが勝敗を左右する。今回のパートナーシップは、革新を核とし、進化し続ける高速な環境を守るというコミットメントを共有する2つのブランドを結びつけるものとなる。
トレンドのチーフ・オペレーティング・オフィサーであるケビン・シムザーはこう語った。
「マクラーレン・レーシングとのパートナーシップは単なるスポンサーシップ以上のものだ。それは共通のマインドセットに基づいている。我々は双方とも自らの業界において最高であることを目指し、スピード、セキュリティ、そして顧客第一の体験によって持続的なインパクトを生むために革新の限界に挑んでいる。この旅を共にすること、そして急速に変化する世界の中で先頭を走り、自信を持ってリードすることの意味を非常に楽しみにしている」
このパートナーシップの一環として、トレンドはF1シーズンを通じて顧客やパートナーを対象に、マクラーレンチームへのアクセスやサイバーセキュリティに関するイノベーションやリーダーシップについてより深く語り合う機会を組み合わせた、ユニークでハイタッチな体験を提供する。世界最高水準のホスピタリティと融合し、トレンドならではの体験を届けていく。
トレンドマイクロについて
トレンドマイクロは、デジタル情報の交換を安全にすることを使命とするサイバーセキュリティのグローバルリーダー。数十年にわたるセキュリティの専門知識、グローバルな脅威調査、継続的なイノベーションに支えられ、AIを活用したサイバーセキュリティプラットフォームを通じて、世界中の数十万の組織と数百万の個人をクラウド、ネットワーク、デバイス、エンドポイントにおいて保護している。クラウドやエンタープライズセキュリティのリーダーとして、AWS、Microsoft、Googleといった環境に最適化された高度な脅威防御技術を幅広く提供し、より迅速で優れた検知と対応を実現する集中可視化を提供する。70か国に7,000人の社員を擁し、トレンドマイクロは組織がつながる世界をシンプルかつ安全にすることを可能にしている。
マクラーレン・レーシングについて
マクラーレン・レーシングは1963年にレーシングドライバーのブルース・マクラーレンによって設立され、1966年に初めてF1レースに参戦した。以来、F1で21回の世界選手権、201回のグランプリ優勝、インディアナポリス500で3勝、そしてル・マン24時間レースでは初参戦で優勝を飾っている。
マクラーレン・レーシングは現在4つのカテゴリーで活動している。FIA F1世界選手権にはランド・ノリスとオスカー・ピアストリを擁して参戦。NTTインディカー・シリーズにはパト・オワード、ノーラン・シーゲル、クリスチャン・ルンドガードを擁してアロー・マクラーレンとして参戦。また、F1アカデミーにはドライバー育成プログラムのメンバーであるエラ・ロイドを送り出し、さらにF1シムレーシング選手権にはマクラーレン・シャドウとして参戦している。
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スポンサー