F1史上初! マクラーレン、MCL60にデジタル広告を搭載してレース
マクラーレンF1チームは、2023年F1シーズンを通してMCL60にデジタル広告を搭載することを発表した。

シームレス・デジタル(Seamless Digital)社によって制作作されたこのデジタル広告ディスプレイは、複数のブランドをローテーションで表示することが可能で、F1の広告としては初の試みとなる。昨年のF1アメリカGPのフリー走行中に初めてテストされた。

今シーズンは、マクラーレンの主要パートナーであるGoogle Chromeのブランディングオプションが表示される予定となっている。

「バーレーンGP以降、グランプリを含む全セッションでMCL60にダイナミック・ブランディング・テクノロジー(シームレス・デジタル社製)が搭載される」とマクラーレンは声明で述べた。

「コックピット周りの2つのディスプレイシステムは、2022年アメリカGPのフリー走行でテストアイテムとして導入され、2023年シーズン中のすべてのイベントでMCL60に搭載されることになった」

「今週末のバーレーンGPでは、この技術がF1レースで初めて稼働することになる」

「ディスプレイは、マクラーレンF1チームのパートナーであるGoogle Chromeのさまざまなブランディングオプションをローテーションで表示する」

マクラーレンは昨年、2つのディスプレイの総質量は190グラムで、車の形状に組み込まれており、空気力学的な抵抗が生じないことを保証すると説明した。将来的にはドライバーのヘルメットに装着できるバージョンも開発されている。



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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1バーレーンGP