マクラーレン F1中国GP 優勝
マクラーレンは、F1中国GPでジェンソン・バトンが優勝、ルイス・ハミルトンが2位に続き、1-2フィニッシュを成し遂げた。

ジェンソン・バトンは、スタート直後の雨ではドライタイヤのままステイアウトすることを選択。その戦略が功を奏し、ニコ・ロズベルグを追い抜いて首位に立ってからは、タイヤを労わりながら首位をキープ。今シーズン2度目の優勝を成し遂げた。これによりバトンは、ドライバーズランキングで首位に立った。

またマクラーレンは、ルイス・ハミルトンも2位表彰台を獲得。コンストラーズランキングでもフェラーリを抜き、首位に立った。

ジェンソン・バトン (1位)
「F1で最高の優勝だったよ。どんなレースでも優勝するのが最高のことだけど、今回は非常に難しいコンディションの中でのかなり特別な優勝だった。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチーム全体にとって本当の圧勝だった。僕らは今日1-2フィニッシュを果たした。それはチーム内のあらゆる要素が完璧に機能したからだ。このようなコンディションで優勝するには、戦略の判断からピットストップまで、すべてを正しく行う必要がある。そして今日は僕たちはすべてをうまく行うことができた。今日僕たちがトップになったのは運ではない。僕たちが正しい判断を下したからだ。ピットウォールとウォーキングのみんなが素晴らしい判断を下したし、これ以上のサポートは望めなかっただろう」

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでの最初の数ヶ月間は素晴らしいものだった。今ではチームの本当の一員だと感じている。だから、今日の結果は僕たちに素晴らしい興奮と励まし、情熱をもたらした。僕たちはバルセロナに向かい、ヨーロッパシーズンが始まる。僕たちがさらに強くなっていることを期待している」

ルイス・ハミルトン (2位)
「まず、ジェンソンにおめでとうと言いたい。彼は素晴らしい仕事をしたし、午後のとてもトリッキーなコンディションのなかで見事なタイヤ選択をした。スタートはとても難しかった。すぐに雨が降りはじめて、インターメディエイトに交換するためにピットインする判断を下すのは難しかった。僕は無線でコメントを聞いて考えたときに判断が遅れて、最後のコーナーを半分回ったときにピットに入っていったんだ! 残念ながら、それは正しい判断ではなかった。タイヤはほぼすぐにグレイニングがはじまって、ドライタイヤに交換するためにまたピットに戻らなければならなかった。でも、その後は集中して、雨が激しくなるまでにたくさん順位を上げることができた」

「完璧な判断を下しただけでなく、素晴らしいピットストップをしてくれたチームに感謝したい。チームは今日のゲームを最前列で運営してたと思う。このような素晴らしい努力をしてくれたみんなに感謝したい」

「レース終盤は、僕のタイヤは良い状態ではなかった。だから多くのマシンを追い越すことはできたけど、ジェンソンには追いつくことはできなかった。でも、僕たちはふたりとも素晴らしい午後を過ごした。チーム全体が、1-2フィニッシュという素晴らしい結果に相応しい。観客や視聴者も楽しんでくれたと思うよ!」

「まだマシンを改善しなければならないことはわかっているけど、4戦で2勝を挙げ、両方のワールドチャンピオンシップをリードしたとこで、さらに決意は固くなっている。チームは現時点でとても強いし、その一員であることは素晴らしいことだ」

「来月のスペインGPにはさらに大きな進歩を遂げると確信している。ウォーキングとシュトゥットガルトで懸命に働いてる男女に感謝と励ましを送りたい。みんなの努力に大いに感謝している。今日の結果はみんなの素晴らしい努力があってはじめて達成できたものだ」


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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1中国GP