F1 マクラーレン
マクラーレンのエンジニアリングディレクターを務めるパット・フライが、チームを去ることを望み、ガーデニング休暇に入ったと報じられている。

昨年9月、過去に13年間マクラーレンで仕事をしていたパット・フライは8年ぶりにチームに復帰。トロロッソからジェームス・キーが加入するまでの間、今季マシン『MCL34』の開発をパフォーマンスディレクターのアンドレア・ステラとともに主導した。

パット・フライが他チームからオファーを受けているのか、そして、ガーデニング期間が他チームの2020年マシンに影響を与えることを止めることになるかは不明となっている。

だが、パット・フライの専門はエンジニアリングと開発であり、来年のテストが開始される前に仕事に就くことができる可能性がある。

パット・フライの次の就職先はウィリアムズだと考えられている。最近、ウィリアムズは最高技術責任者を務めていたパディ・ロウのチーム離脱を正式発表。後任を探しているとされている。


パディ・ロウの後任を探しているかと質問されたウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは「我々は現在のテクニカルマネジメントチームに満足しています」とコメント。

「現在、私たちの構造に最も適合する獲得可能な選択肢を検討しています。決定を下して発表できるようになり次第、共有します」

パット・フライは、1993年から2010年まで17年間マクラーレンに在籍し、その後フェラーリに移籍。テクニカルディレクターのアルド・コスタのサポート役としてエンジニアリングディレクターを務めた後、2014年の組織改革によってチームを離脱。その後、マノーでコンサルタントを務めていたが、2017年にチームが消滅し、昨年マクラーレンに復帰していた。

マクラーレンの広報担当は、チームは人事に関する問題についてはコメントしないとしている。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム