F1 マクラーレン フランスGP
マクラーレンは、F1フランスGPの決勝日にモーターホームで“緊急ミーティング”を開いていた。

今週、チームスタッフの内紛が報じられたマクラーレン。土曜日に行われたF1フランスGPの予選では今シーズンのワーストなる2台揃ってQ1敗退を喫していた。

報道によると、決勝日の日曜日にモーターホームにチームクルー全員が招集され、ミーティングが開かれたという。

だが、マクラーレンのドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、このミーティングの重要性を否定している。

「何が伝えられたかは詳しくは言えないけど、チーム全体にとって少し励ましの言葉があった」とストフェル・バンドーンは RTBF broadcaster にコメント。

「スタッフ全員が集まっていた。僕たちにとって困難な時期だけど、全員が頑張っているし、僕たちはすぐに好転することを期待している」

まだ、危機対策会議も空しく、マクラーレンにとっては厳しいレースとなった。ルノーのパワーユニットを搭載するオレンジ色のマシンはグリッド全体のなかで最も遅いマシンだった。

後方を走りまわるよりも家にいた方がいいのではないかと厳しい質問を受けたフェルナンド・アロンソは「いいや、ここにいた方がいい」とコメント。

「僕は世界で最高の仕事をしている20人のドライバーのひとりだ。僕たちに競争力がないのは事実だ。でも、僕たちは頑張って仕事をしているし、いろいろと試している」

「僕たちはかなり酷かったのは事実だ。でも、僕はチャンピオンシップで7位か8位くらいにいるわけだし、何らかのことをやっていかなければならない」

フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがすぐに状況を改善してくれると信じていると語る。

「僕はチームを信じている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「今週末、僕たちは競争力がなかった。でも、今後のレースで新しいものが入ることはわかっている」

しかし、フェルナンド・アロンソのマクラーレンでF1で戦うことへのモチベーションはすでに尽きており、2019年にはマクラーレンのブランドを掲げた新しいインディカーチームで走ることを選ぶと噂されている。

マクラーレンは、フェルナンド・アロンソの後任としてレッドブルのダニエル・リカルドに22億円のオファーを出しており、また期待の育成ドライバーのランド・ノリスも控えている。

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「我々はストフェルとフェルナンドに集中している」とコメント。

「だが、サンタクロースがドライバーを連れてきてくれるなら、それを見ないことはないだろう」

「ランド・ノリスについて話すのは時期尚早だが、あらゆることが可能だ。今はこの件については何も言えない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム