ナイジェル・マンセル、2018年のマクラーレンの苦戦を予想
マクラーレンは、3年間F1エンジンの独占供給を受けていたホンダとのパートナーシップを解消し、2018年はルノーのカスタマーユニットを搭載。レッドブル、ワークスルノーと同じエンジンを搭載することでシャシー性能の真価が問われることになる。
マクラーレンのザク・ブラウンは、2017年のシャシーに自信を持っており、仮にルノーのパワーユニットを搭載していれば、レッドブルと同等のパフォーマンスを発揮できたはずだと語っている。
ナイジェル・マンセルは、第一にルノーが3つのチームに同じ品質のF1パワーユニットを供給することを望んでいるとしたうえで、マクラーレンは他のルノーエンジン勢に立ち向かうことが厳しいことに気づくはずだと語る。
「厳しいだろう。だが、彼らが非常に接戦になることを期待しているし、ルノーがエンジンの供給に関して非常に公平であることを願っている」とナイジェル・マンセルはオートスポーツ・インターナショナルでコメント。
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、マクラーレンにF1エンジンを供給することを望んでいたが、交渉が長引いたことで実現しなかったと語っている。
しかし、ナイジェル・マンセルは「もちろん、メルセデスは彼らに供給したくはなかった。彼らはマクラーレンが競争相手になることを望んでいないからね」と述べた。
「F1で最も難しいことは、平等な競争の場を得ることだ。我々にはより優れたレベルの競争の場が必要だし、グリッドに26台のクルマが必要だ。レギュレーションを曲げるために運命を費やしている場合ではない」
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