アレキサンダー・ロッシ
マノー・マルシャは、アレキサンダー・ロッシと残り7戦のうち5戦でのレースドライバー契約を結んだことを発表した。

アレキサンダー・ロッシは、ロベルト・メルヒに代わってF1シンガポールGPからウィル・スティーブンスとともにF1を戦う。

アレキサンダー・ロッシは、2007年のスコット・スピード以来となるアメリカ人F1ドライバーとなる。

今年、GP2に参戦するアレキサンダー・ロッシは、3ラウンドを残してランキング2位につけている。

アレキサンダー・ロッシは、シンガポールGP、日本GP、アメリカGP、メキシコGP、ブラジルGPの5戦を戦うが、ロシアGPとアブダビGPには参戦しない。

ロベルオ・メルヒは、ファビオ・ライマーとともに公式リザーブドライバーを務めるが、ロシアGPとアブダビGPでは再びレースシートに戻る予定となっている。

アレキサンダー・ロッシは、2014年後半にマルシャのリザーブドライバーに就任。F1ベルギーGPのフリー走行1回目でグランプリ週末デビューを果たしている。

今週末のF1シンガポールGPは、アレキサンダー・ロッシにとって初のF1カーでのレースとなる。

アレキサンダー・ロッシ
「マノー・マルシャF1チームでレースができること、そして彼らが継続いて僕を信頼してくれたことに心から感謝している。かなりの間、僕はこの機会のために準備してきた。2014年にすでにチ−ムと僕は力強い関係を築いていたので多くの人を知っているし、ここには少しやり残した仕事がある。ここは、多くのことを潜り抜けてきた小さなF1チームだ。彼らは情熱と気骨のある強さを例証している。今シーズンの彼らの復帰は驚異的だ。このようなレガシー、そして、彼らの継続した成長と成功の一員になるを光栄に思っている。F1の仕事とすでに力強いGP2キャンペーンをサポートしてくれたマノー・マルシャF1チームとGP2シリーズの僕のチームであるレーシング・エンジニアリングのマネジメントに感謝したい。モンツァ以降、F1復帰はかなり素早く、シームレスにまとまった。マノーとレーシング・エンジニアリングの総合的なサポートは、この機会を実現する助けになった。シンガポールは本当に楽しいサーキットだし、F1デビューのタイミングとしてこれ以上に完璧なものはない。多くの仕事があるし、2015年シーズンの忙しく終えることを楽しみにしている」

ジョン・ブース (マノー・マルシャ チーム代表)
「我々は、レースドライバーとしてアレキサンダーと契約したことを嬉しく思っている。彼はドライバーとして広く評価されている。刺激的なF1キャリアとGP2での現在の好調は彼の明らかなポテンシャルを強化することに大いに役立っている。我々は彼の現在のGP2へのコミットメントをサポートすることを嬉しく思っている。彼はチャンピオンシップに勝つためにバトルを続ける。したがって、彼は今シーズン残り7戦うち5戦でレースをすることになり、ロベルトがロシアとアブダビで我々のためにレースをする。アレキサンダーと契約することは若手ドライバーが才能を示す機会を与えるという我々の輝かしい記録の継続だ。我々は彼が素晴らしい仕事をしてくれると信じており、今週末のシンガポールで彼の初レースを見るのを楽しみにしている。再びアメリカ人ドライバーがいることもスポーツにとって素晴らしいニュースだ。特にアメリカGP、そして、メキシコとブラジルという南アメリカでの2レースがあるからね。アレキサンダーはそれについて非常に興奮しているし、アメリカ市民に彼が何ができるかを示すチャンスを与えることを楽しみにしている。ロベルトはもちろん落胆しているが、彼はこの決定がチームの長期的な利益になることを理解している。我々は彼のプロフェッショナリズムに感謝している。我々の2016年のドライバーラインナップについては何も決定していない。残りのシーズンを通して、引き続き、オプションを評価していく」

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カテゴリー: F1 / マノー / マルシャ / アレキサンダー・ロッシ