ロータス E22
ロータスは、2014年F1マシン『E22』に採用する“2本牙”ノーズに合法性の問題は発生することはないと自信をみせている。

トロ・ロッソのテクニカルディレクターであるジェームズ・キーは、ロータスのノーズデザインに疑問を呈していた。

ロータスのノーズはこれまでに披露されたチームとは形状が異なり、2つに分かれた革新的なソリューションを採用している。

ジェームズ・キーは、ロータスのデザインが違法だと主張しているわけではなく、レギュレーションの意図を明確化を求めている。

だが、ロータスのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、ロータスがデザインの問題に直面することはないはずだと主張する。

「ご存知の通り、我々は必要なクラッシュテストに全て合格している。我々のデザインはFIAの法的条件を全て満たしていると確信している」

「我々は単に革新的な方向性を採用し、他チームと異なる方向性であるにすぎない。デザインにこれだけ多くのバリエーションがある場合は常に何かしら話題になるものだが、我々はデザインやプロセスにリラックスし、集中している」

ロータスは今週のヘレステストを欠席している、ニック・チェスターは、ロータスがテストを興味深く見守っていると明かした。

「これだけ大幅なレギュレーション変更があったので、予想通り多くの異なるソリューションが確認されている。エレガントなソリューションもあれば、明らかに見た目が良くないものもあるがね!」

「我々が採った方向性にはとても満足しているし、トラック上で他車と適切に比較するチャンスを得て、マシンのパフォーマンスを確認するのはとても面白くなりそうだ」

「他チームがどんなソリューションを採用しているかを見るのはいつも興味深い。デザイン作業が大半を占めるマシンの中身を見ることは容易にはできないが、他車の様々な空力パッケージを見るのはいつだって興味深い」

「我々は、彼らが搭載しているオプションとは異なるボディワークを検討しているが、彼らが追求していることの2〜3つは気づけるものがある」

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カテゴリー: F1 / ロータス