リアム・ローソン F1アブダビGP予選「慎重すぎた判断が裏目に出た」

ローソンはQ1で新品タイヤを3セット投入する“過度に慎重な判断”が響いたと分析。
FP1を走れなかった影響もありデータが十分でなかったことから安全策を取ったが、結果としてQ2で新品タイヤが不足し、ラップタイムの最大化に届かなかった。
リアム・ローソン(レーシングブルズ) 予選13番手
「予選中はクルマが速く感じられていたので、Q2で敗退するのは本当に悔しい。今日は少し慎重に行き過ぎた。Q1で3セットのタイヤを使ってしまったが、実際にはそこまでする必要はなかったし、その結果Q2で新品が1セットしか残らず、わずかな差でQ3を逃すことになった。昨日FP1を走れなかったので、ほとんどのデータは自分が初めて乗ったFP2のものに頼らざるを得なかった。今思えば、慎重すぎたのが裏目に出た。これは来年に向けての学びになる。」

ギヨーム・デゾトゥー(車両パフォーマンス部門責任者)
「午後と夕方のセッションで路面温度が変化しやすく、フリープラクティス3では正確な競争力把握が難しかった。予選は非常に僅差で、Q1では両車が突破できたものの、完璧な実行が求められた。Q2では15台が367ミリ秒以内に入り、アイザックは素晴らしいラップで突破したが、リアムはコンマ05秒弱でノックアウトとなった。Q3でのアイザックのP9は最大限の結果だ。明日のレースはタイヤマネジメントが鍵になる。我々の周囲には直接のライバルが並んでいるが、長いレースの中で最大限ポイントを狙う。」
カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / F1アブダビGP / ビザ・キャッシュアップRB
