リアム・ローソン レッドブルF1マシン苦戦の真相「フロントが強すぎる」は誤解

2026年F1シーズン、ローソンはレーシングブルズで再出発を切るが、ポッドキャスト番組で当時の苦闘の実態を明かした。
「フロントが強すぎる」だけではなかった本当の難しさ
「十分に理解する時間がなかった」とリアム・ローソンは語った。
「当時のVCARBとはまったく違っていた。でも、みんな“フロントが強すぎるから乗れない”と思っているんじゃないか。でも実際はそうじゃない。少なくとも僕が乗っていた時点では違った」
「例えばマックスを見れば分かる。シーズン終盤にかけて多くを見つけていたし、僕がいた頃よりずっと速くなっていた。マクラーレン勢はすでに先に行っていたし、僕たちは彼らと戦えていなかった。いや、少なくとも僕は戦えていなかった」
ローソンは、自身がむしろフロントの強いマシンを好むタイプだと明かし、「単純にフロントが強すぎるから」という説明は的外れだと否定する。
「コーナー全体を通したバランスが良くなかった。特にシーズン序盤はそうだった。でも“フロントが強すぎる”という話だけではない」
「ターンインの瞬間は確かにとても敏感だった。でも問題は“感覚”なんだ。F1マシンを走らせるときは、とにかくコミットメントがすべてになる」
「300キロ以上で全開のままコーナーに飛び込む。中国のターン1なんてまさにそうだ。少しでも100%の自信がなければ、大きなロスになる」
「コンマ1秒じゃない。0.5秒単位で失うことになる。だから、そのレベルの安心感が必要なんだ」

フェルスタッペンに合わせた開発と後任ハジャーの課題
レッドブルではこれまでにもセルジオ・ペレス、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーらが同様の苦境を味わってきた。チームは「特定のドライバー専用に設計しているわけではない」と主張するが、フェルスタッペンの強みを最大化する方向で開発が進められているのは事実だ。
2026年F1マシンについてフェルスタッペン自身もレギュレーションには不満を示しているが、すでに新しいドライビングテクニックを磨き上げつつある。
その隣で戦うことになるアイザック・ハジャーにとって、課題はさらに難しくなる。ローソンはわずか2戦で判断されたが、ハジャーがより長い猶予を与えられるかどうかが、今季のレッドブルの重要な焦点となる。
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