リアム・ローソンとヘルムート・マルコがF1カタールGPパドックで緊急会談

レッドブルは2026年のドライバーラインナップを、今週の最終戦アブダビGPの前に発表する予定で、決定の行方に注目が集まっている。
ローソンとマルコが会談 現地でメキース代表も合流
カタールGP日曜、PlanetF1.comの現地記者マット・コックが、ローソンとマルコ顧問がテーブルで議論する様子を捉えた。
その後、今年7月にチーム代表へ就任したローラン・メキースも合流。2026年に向けたドライバー選定の最終局面であることを感じさせる会談となった。
発表は12月2日(火)に行われる予定で、昇格候補のアイザック・ハジャーはフェルスタッペンの新たなチームメイトとしてレッドブル入りが確実視され、F2で戦うアービッド・リンドブラッドのレーシングブルズ昇格が見込まれている。
レーシングブルズ残り1枠はローソン vs 角田裕毅
ローソンと角田裕毅は、リンドブラッドの相方としてレーシングブルズ残留を争っていると広く見られている。
ローソンは決勝で12番手から9位まで順位を上げ、重要な入賞を果たしたが、レース後に自身の2026年について問われると「いや、残念ながら何もない」とPlanetF1.comなどに語り、多くを伏せた。
一方、角田裕毅も「様子を見るしかない」と語り、両者ともに慎重な姿勢を崩していない。
メキース代表「火曜日に発表する」
レッドブルは当初、10月のメキシコGP後に決定するとしていたが、最終判断はアブダビまで持ち越されていた。
カタールGP後、メキース代表は次のように述べた。
「我々は計画どおり、火曜日に発表する。アブダビでの集中を乱すことはないと確信している」
2025年シーズンの両者の歩み
ローソンは、昨年からの11戦に続き、今季レッドブルへ昇格するも、2戦で降格。中国GPでスプリント・決勝とも最下位に沈んだことが響き、レーシングブルズへ戻った。その後は7度のポイント獲得を記録し、9月のアゼルバイジャンでは5位に入った。
角田裕毅もレッドブル昇格後の難しいシーズンを送ったが、こちらも7度の入賞を記録。ベストリザルトはバクーの6位となっている。
火曜日の発表で、両者の2026年の行き先がついに明らかになる。
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