F1ラスベガスGP 予選 統計まとめ:角田裕毅のQ1敗退は今季6回目
2025年F1ラスベガスGP予選では、ウェットに見舞われた難しいコンディションの中で、ランド・ノリスが3戦連続となるポールポジションを獲得し、タイトル争いをリードする存在感を示した。マックス・フェルスタッペンが2番手、オスカー・ピアストリが5番手につけるなど、上位勢の明暗が分かれた予選となった。

一方で、角田裕毅はQ1で敗退し、これが今季6回目のQ1敗退という厳しい結果に。ほかにもリアム・ローソンの過去最高グリッドやフェラーリ勢の不振など、各チームに特徴的な動きが見られた予選となった。

■ ノリスにとって3戦連続のポールは今季7回目であり、この数字はフェルスタッペンの今季ポール数に並んだ。

■ 直近7戦のグランプリはすべてポールポジションから優勝している。これは1976年に記録された最多記録にあと1つと迫るものだ。

■ フェルスタッペンは依然としてラスベガスでポールポジションを獲得したことがないが、2番手となったことで今季5回目となるノリスとのフロントロウ共有となった。

■ カルロス・サインツはラスベガスで予選3番手につけた。今季のトップ3スタートは、アゼルバイジャンでの予選以来2度目であり、その時は決勝で表彰台を獲得している。

■ サインツの結果は、1981年にウィリアムズがシーザースパレスでフロントロウを独占して以来、同チームにとってラスベガスでのベストリザルトとなった。

■ ジョージ・ラッセルは直近4戦のうち3度目となる4番手スタートとなる。

■ メルセデスのラッセルはQ1とQ2で最速だったが、Q3でわずかに届かなかった。

■ ピアストリは4戦連続でトップ3スタートを逃すことになった。

■ 6番手のリアム・ローソンは、レーシングブルズにとってラスベガスでの過去最高グリッドをもたらした。これは彼にとって今季3度目のトップ6スタートとなる。

■ 7番手となったフェルナンド・アロンソは、夏休み前に開催されたハンガリー以来となる今季最高グリッドを獲得した。

■ アイザック・ハジャーは直近6戦のうち4度目となる8番手スタートを決めた。

■ シャルル・ルクレールが9番手、ルイス・ハミルトンが20番手となり、2025年シーズンでフェラーリ勢がトップ8に入らなかったのはこれが3回目となる。

■ アルピーヌのピエール・ガスリーは、今季9回目となるQ3進出を果たした。

■ ニコ・ヒュルケンベルグは、直近5戦のうち3度目となる11番手スタートとなる。

■ ランス・ストロールは、これまでのラスベガス予選でのベストとなる12番手を獲得した。

■ エステバン・オコンは、7戦ぶりにハースのチームメイトであるオリー・ベアマンを予選で上回った。

■ また、これはベアマンが直近5戦で唯一Q3進出を逃した予選でもある。

■ フランコ・コラピントは、直近8戦で2度目となるQ2進出を果たした。

角田裕毅 ラスベガスグランプリ 予選

■ アレクサンダー・アルボンのQ1でのクラッシュは、昨年ウィリアムズのコラピントが当てたのと同じ壁にヒットしたものだった。

■ キミ・アントネッリのQ1敗退は今季3回目だった。昨年はメルセデスがラッセルとハミルトンで1-2を決めている。

■ ガブリエル・ボルトレトは、ザウバーのチームメイトであるヒュルケンベルグに対する予選成績でのリードを失った。これにより、両者の今季予選成績は11勝11敗で並んだ。

■ 角田裕毅は、今季6回目となるQ1敗退を喫した。

■ ハミルトンが純粋なペースで最下位となったのはF1キャリアで初めてだった。

■ 今回フェラーリの一人が予選最下位となったのは、2009年アブダビGPでジャンカルロ・フィジケラが最下位だった時以来、初めてのことだった。

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カテゴリー: F1 / F1ラスベガスGP