ランス・ストロール F1スペインGP欠場を発表「手と手首に痛み」

ランス・ストロールはバルセロナのカタロニア・サーキットで行われた予選に参加し、14番手でセッションを終えていたが、アストンマーティンはその数時間後、ストロールが決勝を欠場することを発表した。
アストンマーティンの声明にはこう記されている。
「過去6週間にわたり、ランスは手と手首に痛みを感じていました。彼の医療担当医は、これは2023年に受けた手術に関連していると考えています」
「そのため、彼の医療チームは、問題を修復するための処置を行うこと、そしてその後に回復に専念することを決定しました」

ランス・ストロールは2023年プレシーズン中の自転車事故で手首を骨折し、つま先も骨折しており、手術とリハビリを経てシーズン開幕戦に復帰していた。バーレーンGPでは、当初医療チームから出場は難しいと見られていたにもかかわらず、6位入賞を果たしていた。
2024年シーズンを前に、ストロールはトレーニング内容をより慎重なものに変更していたと語っていた。
2025年はストロールにとってアストンマーティンでの7シーズン目となる。彼は2019年に、当時レーシング・ポイントの名称で参戦していたチームに加入している。
今季ここまで、ストロールはドライバーズランキング11位(14ポイント)につけており、チームはコンストラクターズランキングで8位に位置している。一方のチームメイト、フェルナンド・アロンソは未だ今季初ポイントを獲得しておらず、スペインGPでは10番グリッドからのスタートとなる。
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