ダリオ・フランキッティ 「ストロールのような動きはいつか誰かを殺す」 / F1アメリカGP
元インディカードライバーのダリオ・フランキッティは、FIA(国際自動車連盟)に対し、F1アメリカGPでのランス・ストロールのようにドライバーがストレートで移動するのを止めるための変更を実施するよう求めており、そうしなければ、いつかドライバーが「誰かを殺す」ことにだろうと述べた。

フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは、日曜日のF1アメリカGPの22 周目に大きな事故に巻き込まれた。

フェルナンド・アロンソは2023年のアストンマーティンのチームメイトを追い抜こうとしたが、ランス・ストロールが左に動いたため、高速で衝突した。

フェルナンド・アロンソがコース左側のバリアにぶつかり、ランス・ストロールはスピンしたが、アロンソはレースを続けることができた。

ランス・ストロールはこのインシデントの過ちを犯したとみなされ、今週末アウトドローモ・エルマノス・ロドリケスで開催されるF1メキシコGPで3グリッド降格のペナルティを科された。

複数回のインディカー チャンピオンであり、インディ500 のウィナーであるダニオ・フランキッティは、FIAはこのような動きを根絶するために新しいルールを導入する必要があると述べた。

「ストレートでのあのような後半の方向転換は、誰かを殺すことになるだろう」とダニオ・フランキッティはソーシャルメディアに書いた。

「FIA、こういった振る舞いをきっぱりと整理する時が来た。ジュニアフォーミュラにも影響を与えている」

フェルナンド・アロンソは、彼の車が重大な損傷を受けたにも関わらず、レースを完走できたことに驚いたと認める。

「かなり大変だった」とフェルナンド・アロンソは衝撃について語った。

「5分前は大丈夫だったけど、今は少し痛みがある。だから、実際に見るには明日まで待たなければならない」

「クルマはとても強い。僕たちは非常に強い車を持っているので、アルピーヌと問題を抱えている誰かは、通常、すべてを失うことになる!」

「タイヤとフロントウイングを交換して、走り続けた。31周を最後まで走れたことに驚いた。17位に後退した後も7位でフィニッシュしたので良いレースだった」

だが、ハースF1チームはフェルナンド・アロンソの車からミラーが外れていたことに抗議し、30秒ペナルティが科された。アルピーヌF1チームはその裁定に異議を申し立て、今週木曜日にメキシコで聴聞会が開かれることになっている。

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1アメリカGP