ケビン・マグヌッセン 2016 F1 鈴鹿
ケビン・マグヌッセンが、2016年のF1日本グランプリにむけて鈴鹿サーキット、そして日本の魅力について語った。

ケビン・マグヌッセン (ルノー)
「僕が初めて鈴鹿に行ったのは2013年のことだ。グランプリウィークの前の週にジェンソン(バトン)が手に怪我をして、当時リザーブドライバーだった僕が代わりにドライブするために日本に向かったんだ」

「そこでグランプリデビューを果たすはずだったんだけど、結局ジェンソンは怪我した手でドライブすることになったので、僕がドライブする機会は失われた。グランプリについにデビューできるぞと内心期待していたところはあったんだけど、観戦組で終わってしまった」

「それでも、その翌年、レギュラードライバーに昇格してF1でレースをするチャンスを得ることができた。鈴鹿サーキットは恐らく世界で最も素晴らしいコースのひとつなんじゃないかな。すごく平均速度が速くて、最高にノレるサーキットだ。特に最初のセクターは超クール。でも、コース全体を見渡してもとてもいい。オーバーテイクをするには最高ではないかもしれないけど、予選でいいフィーリングが得られれば、とても速いマシンで限界までプッシュできる。本当に楽しいよ」

「あと鈴鹿の素晴らしいところは、日本のファンだね。彼らはフォーミュラ1を愛しているから、鈴鹿に行くのはすごくワクワクするし、とても特別な経験になる。それに、このコースでは、数々の偉大な歴史も生まれている。1989年、セナとプロストがシケインでお互いにヒットする写真は、とても貴重だ。写真や映像でしか見たことがないから、そのアクシデントが起きた現場でレースするというのは、たまらない経験だよ」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ルノーF1チーム / F1日本GP