元F1ドライバーの小林可夢偉、インディカー参戦への関心を認める
元F1ドライバーの小林可夢偉は、機会があれば、インディカー・シリーズへの転向に関心があると語る。

以前、小林可夢偉は、トヨタ、ザウバー、ケータハムからF1に参戦。75戦のスタートを切り、2012年に鈴鹿で開催されたF1日本GPでは表彰台を獲得した。

その後、小林可夢偉はトヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦して、2019-20シーズンのタイトルを獲得。また、デイトナ24時間レースで2回の優勝を果たしている。

また、WECに加えて、小林可夢偉は、ダラーラ製シャシーを使用する日本のスーパーフォーミュラに参戦。ダラーラはインディカーにシャシーを供給している。

インディカーへの関心について質問された小林可夢偉は「まだ日本でスーパーフォーミュラに参戦していますし、このマシンはダラーラ製なので、かなり似ていると思います」と RACER にコメント。

「重量、タイヤ、エンジンは異なりますが、もちろん、ダラーラがシャシーをどのように製造しているかは知っているので、かなり自信があります」

「トヨタのために運転していますが、スケジュールがなければ、キャデラックのために運転する機会がいくつかある。しかし、機会があれば、興味があるのは確かです」

「インディカーは本当に巨大なレースシリーズなので、参加できればとても興奮すると思います。良いドライバーがたくさんいます。間違いなく、非常に競争の激しいチャンピオンシップです」

現在、小林可夢偉は、トヨタで元インディカー・ドライバーのマイク・コンウェイと一緒にドライブしており、デイトナ24時間レースでは、インディカーチャンピオンのスコット・ディクソン、シモン・パジェノーとも協力している。

「スコットとは去年一緒に走りました。彼が何回優勝したかはわかりませんが…彼がパフォーマンスを失っているとは感じません。彼は改善しています」と小林可夢偉は付け加えた。

「そうですね。僕はオープンホイールの大ファンですし、インディカーは良い機会になるでしょう」

「多くのチャンピオンシップから多くのドライバーが参加しています。僕はF3、フォーミュラ・ルノー、GP2、スーパーフォーミュラ、F1で多くの経験を積んでいます。インディカーが最新のものになるかもしれませんね」

今年、F1では角田裕毅が、2014年の小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダからデビューを果たすが、インディカーに参戦しているのは2回のインディ500ウィナーとなった佐藤琢磨だけとなっており、それに続く日本人ドライバーは出てきていない。

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / インディカー