小林可夢偉、リタイアの原因は燃料システムのトラブル
小林可夢偉は、F1ハンガリーGPの決勝レースをマシントラブルによりリタイアで終えた。

小林可夢偉 (ケータハム)
「今日のレースをフィニッシュできなかったのは非常に残念ですが、燃料システムに問題がありパワーが無くなりクルマを止めなければなりませんでした。スタートはとてもよくて、アクシデントなどに巻き込まれないようにアウト側のラインを維持して、1コーナーに入りました。1コーナーの立ち上がりのトラクションもよく、何台か抜くことができ、そのままプッシュしていきました」

「ウエットとドライが入り交じった微妙な路面コンディションではクルマの感触は非常によかったです。こういったコンディションがクルマにあっているのかもしれません。おかげで僕の第1スティントのペースもよかったです。9周目に1回目のピットストップを行ない、ソフトタイヤに履き変えてコースに戻りました。その後もペースはよく一時14番手までポジションをアップしました。途中、マルドナドがビアンキと接触して目の前スピンするドキっとする瞬間がありました。このようなニアミスは3レース続けてです。今回は彼がマルシアにぶつかってスピンを始めるのが見えましたが、なんとかステアリングを切って彼がぶつかるのを避けることができましたけど、その差はほんの数ミリだったと思います。その後はリズムに乗って走り続け、バランスも良かったです。その時履いていたソフトタイヤでかなりの周回を走る予定でしたが、25周目にパワーを失いターン12の先でクルマを止めて、レースを終えました」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / F1ハンガリーGP