小林可夢偉
小林可夢偉は、F1オーストリアGP初日のフリー走行を21番手で終えた。

小林可夢偉 (ケータハム)
「フリー走行1回目は24周を走りました。途中雨もありましたが、予定していた通りのプログラムをこなすことができました。これは普段の週末はもちろんのこと、今回のように新しいサーキットではさらに重要なことです」

「走るにはいいサーキットだと思います。特にターン5,6の連続左コーナーや、メインストレート手前の最後のふたつのコーナーがいいですね。でも路面温度が上がってタイヤがどう反応するのかまだ分かっていません。今日は土、日に予報されている天気よりは寒かったので、フリー走行3回目でしっかり仕事をしないといけないです。フリー走行2回目は、お昼休みの間のセットアップ変更で、走りはじめから特にブレーキングが改善されていました。最初のランではトラクションも改善され、クルマのグリップも増して、まだアンダーステアが残っていますが、フリー走行1回目から前進していました。その後スーパーソフトに履き替えてパフォーマンスランの後、同じタイヤでロングランを行いました。パフォーマンスランでは、コンマ6秒アップしていましたが、グリップレベル自体はソフトタイヤと同じだったし、そこまで大きな違いも予想していなかったので、非常に不思議でした。グリップが増えていないこともおかしいです。とにかく今晩検証しますが、より高い路面温度が少しは助けになると思います。とにかく明日ですね。スーパーソフトのロングランは、10周を走ったあたりでブレーキングでクルマが右に引っ張られるようになり、おかしいと感じてガレージに戻りました。その場でチームが原因究明にあたりましたが、はっきりとした理由が見当たらず、データからも確かな原因が分かりませんでしたが、とにかくコース上でのトラブルを避け、きちんとクルマを調べるためにセッション残り15分のところで走行を切り上げました」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム / F1オーストリアGP