小林可夢偉、ケータハムでの仕事は「ポジティブなチャレンジ」
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昨シーズン、チャンピオンシップを最下位で終えたケータハムは、メインのライバルであるマルシャを上回るだけでなく、ミッドフィールドに食い込もうと決意を固めている。
ザウバーで3シーズンを過ごした後、昨年フェラーリでWEC世界耐久選手権に参戦した小林可夢偉は、自身の経験が実を結ぶことを期待している。
「1年のブレークの後、F1に戻ってきたことにとても興奮していますが、このチームとのこの仕事には多くの勇気もいりました。僕にとっては非常にポジティブなチャレンジだと言わなければなりません」
「他の年には、ペドロ(デ・ラ・ロサ)がいましたし、ニック(ハイドフェルド)がシーズン途中に来たりしました。彼らは僕よりも経験がありましたし、彼らからただただ学ぼうとしていました」
「今回、僕は経験を積んでいますし、このチームの前にもF1でやってきています。人々に多くの情報とフィードバックを与えなければなりません。僕たちはお互いに情報を共有しています。新しいチャレンジです」
先週のヘレステストで、小林可夢偉はケータハムで初走行を行ったが、ルノーエンジンのトラブルにより、54周の走行にとどまった。
「そんなに心配はしていません。ルノーは過去数年間最高の仕事をしてきました」
「彼らはここに来る前にすでにプログラムがかなり遅れていると言っていたので、結果には驚きませんでした」
「今後2週間で彼らは得たデータで作業をしなければなりませんが、次のテストまでにすべてがうまくいけば、問題でしょう」
「もちろん、もっと多くのラップができていたら、エンジニアにとって非常に有益だったでしょう。少なくとも現時点でレッドブルよりも良いです。彼らはごくわずかなラップしかできていませんからね。少なくとも僕たちはいくらか中距離走行ができています」
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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム