F1日本GP 2024年のタイヤコンパウンドをピレリが発表
2024年F1日本GPで配分される3種類のタイヤコンパウンドをF1公式タイヤサプライヤーであるピレリが発表した。

従来、秋に鈴鹿サーキットで開催されていた日本グランプリは、2024年は第4戦として4月7日に開催される。比較的温暖な秋から寒さの残る4月への日程変更により、タイヤコンパンドも変更があるとの見方もあった。

しかし、ピレリは、4月の鈴鹿サーキットのレースにむけて、C1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)とレンジで最も硬いコンパンドを選択。鈴鹿のアスファルトは、今シーズンのなかでも最高レベルの粗さと摩耗を特徴としている。摩耗とデグラデーションは、フリープラクティスでの走行プラン、そしてレース戦略を決定する重要な要素だ。

日本GPに加え、ピレリは第5戦中国GP(4月21日)、第6戦マイアミGP(5月5日)のタイヤコンパウンドを発表。2つのレースでは、C2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)と中間の3つのコンパウンドが選択されている。

この2つのトラックはまったく異なる特性を持つ。上海は5年ぶりに復活する。そのため、2022年に導入される新世代のマシンが、さまざまなコーナーが混在し、F1でも最長クラスの約1.2kmのストレートがあるトラックとどう絡むかは未知数だ。

これとは対照的に、マイアミはタイヤに比較的優しいトラックで、未知の部分は気温に代表される。この時期の気温はかなり高くなる可能性があり、サーマルデグラデーションのレベルも大きくなる。

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