F1日本GP 統計:フェルスタッペンは次戦のスプリントで王座の可能性
2023年第17戦日本GPで、2台のマシンが表彰台に上ったマクラーレンは、鈴鹿サーキットPで多くのファンを魅了した。

しかし、ランド・ノリスもオスカー・ピアストリも不敵なマックス・フェルスタッペンを止めることはできず、フェルスタッペンは次戦カタールGPでF1スプリントの2023年ドライバーズタイトルを獲得する可能性が高くなっている。

■ レッドブルは2年連続、総合6回目のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得した。

■ 今日はフェルスタッペンがポールポジションスタートでの連続13回目の勝利となり、ミハエル・シューマッハのそれまでの記録を破った。

■ フェルスタッペンの今季13勝目は、2004年のミハエル・シューマッハ、2013年のセバスチャン・ベッテルに並ぶ歴代2位タイ。

■ フェルスタッペンにとっては昨季開幕以来28勝目(2022-23年の勝利数は単独で歴代9位)。

■ フェルスタッペンはこれまで鈴鹿でドライ・コンディションのラップをリードしたことがなかった。

■ フェルスタッペンの35戦連続完走は、ルイス・ハミルトンの48戦に次いでF1史上2番目に長い連続完走記録となった。

■ フェルスタッペンは次戦カタールGPでF1スプリントのドライバーズチャンピオンを獲得することができる。

■ フェルスタッペンのファステストラップは他のどのドライバーよりも1.064秒速かった。

■ マクラーレンのランド・ノリスは過去7戦で4度目の2位。

■ これでノリスは優勝なしに10回の表彰台を獲得したことになる。優勝なしに表彰台を獲得しているのは、ニック・ハイドフェルド、ステファン・ヨハンソン、クリス・アモン、ロマン・グロージャンの4人だけだ。

■ 3位を獲得したマクラーレンのチームメイト、オスカー・ピアストリは、ロベルト・モレノ、鈴木亜久里(ともに1990年)、ミカ・ハッキネン(1993年)、小林可夢偉(2012年)に次いで、鈴鹿でF1初表彰台を獲得した5人目のドライバーとなった。さらに表彰台を獲得したのはハッキネンだけだが、彼は世界選手権で優勝した。

■ マクラーレン勢がともに表彰台に上ったのは2014年末以来2度目(2021年のモンツァではダニエル・リカルドとランド・ノリスがワンツーフィニッシュ)。

■ ピアストリは、ジャック・ブラバム、ティム・シェンケン、アラン・ジョーンズ、マーク・ウェバー、ダニエル・リカルドに続くオーストラリア人F1表彰台フィニッシャーとなった。

■ ノリスはメルセデスのジョージ・ラッセルを上回り、ドライバーズチャンピオンシップで今年最高の7位に入った。

■ ピアストリはドライバーズチャンピオンシップで11位から9位にジャンプしました(ランス・ストロールとピエール・ガスリーを上回った)

■ ピアストリは、2017年アゼルバイジャンのランス・ストロール以来、表彰台を獲得したルーキーとなる。

■ 4位となったフェラーリのシャルル・ルクレールは、ここ3戦連続で4位に終わっている。

■ ルイス・ハミルトンはメルセデスの5位を獲得。鈴鹿でチェッカーフラッグに受けるたびに常にトップ5でフィニッシュしている。

■ ハミルトンは現在、ドライバーズチャンピオンシップ2位争いでセルジオ・ペレスとわずか33ポイント差にある(レッドブルはドライバーズチャンピオンシップでワンツーフィニッシュを達成したことがない)。

■ 9位にはエステバン・オコン、10位にはピエール・ガスリーが入り、アルピーヌは2年連続で鈴鹿をポイント圏内で終えた。

■ ガスリーにとっては、5回の鈴鹿参戦で2度目のポイント獲得となった(2019年は7位)。

アルファタウリでは、リアム・ローソンが11位を獲得。彼はここ3戦連続で11位以上でフィニッシュしている。

■ 過去2レースで1周も完走できなかたったチームメイトの角田裕毅は、12位でフィニッシュした。

■ ニコ・ヒュルケンベルグが14番手、ケビン・マグヌッセンが15番手で、ハース勢はここ3レースで2度目(モンツァでも同じ)となるクラス最下位の2台となった。

■ ウィリアムズは2022年のシンガポールGP以来のダブルリタイアとなった。

■ ペレスのリタイアでレッドブルの2023年の完走率100%記録は途絶えた。

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カテゴリー: F1 / F1日本GP