ロス・ブラウン 「F1タイトルがバリアやスチュワードで決しないことを願う」
F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンが争っている2021年のF1タイトルが、クラッシュやスチュワードの裁定ではなく、コース上での戦いでフェアに決定することを望んでいると語る。

マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、F1イタリアGPで今季2度目の接触事故を起こした。1回目のF1イギリスGPで、その時はフェルスタッペンがクラッシュリタイア、ハミルトンが優勝と明暗が分かれた。

だが、今回はマックス・フェルスタッペのマシンがルイス・ハミルトンの頭上に乗り上げる形で両者がリタイア。しかし、スチュワードは、フェルスタッペンに“主な責任”があると判断し、フェルスタッペンの次戦F1ロシアGPでの3グリッド降格ペナルティが決定している。

F1イタリアGPでのインシデントを振り返ったロス・ブラウンは「ファンの意見は分かれるだろう」とレース後のコラムで語った。

「両方のドライバーがそれを回避できたのは明らかだ。結局のところ、それは2人の男が直接対決し、一歩も引きたくないという気持ちが生んだまた別の結果だと思う。素晴らしいレースになる可能性があったので、彼らがグラベルに終えたは残念だ。我々はそれを奪われた」

「これが彼らの進行中のタイトル争いにどのような影響を与えるのか興味深い。我々は、大きな論争の的となった事件であったシルバーストーンを切り抜けてきた。個人的には、それがダイナミクスを変えたとは言えない。現在、農場には2羽の鶏がおり、我々はその結果を見ている」

「今年の残りの期間、どちらも退くことはないと思いますが、チャンピオンシップがバリアやスチュワードルームではなくコース上で決まることを願っている」

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カテゴリー: F1 / F1イタリアGP