ボビー・レイホール 「インディカーはF1がかつてそうであった場所」
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの共同所有者であるボビー・レイホールは、インディカーは数年前のF1と多くの類似点があると語る。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、2022年からクリスチャン・ルンガーと複数年契約を結んだことを発表。長年のレーサー兼チームオーナーは、メディア会議でクリスチャン・ルンガーをチームに迎えるにあたって彼の考えを述べた。

クリスチャン・ルンガーは、ARTでF2に2年間滞在し、アルピーヌF1との繋がりはあるものの、2022年のF1シートへの道はなかった。

ボビー・レイホールは、1978年にウォルター・ウルフ・レーシングのドライバーとして2つのF1レースに出場したが、レースキャリアのほぼすべてをインディカーで過ごした。

「まず、インディカーは、F1がかつてあったものだと思う」とボビー・レイホールは語った。

「我々に政治はない。F1パドックに存在して、インディカーパドックには存在しないものがたくさんある」

「F2には、次のステップに進むことができないためにフラストレーションを感じている本当に良いドライバーが何人いるかを見てみてほしい。それでも、彼らは自分の能力を証明している」

「私がヨーロッパの若い男で、自分にそのポテンシャルがあれば、キャリアの可能性は、ここインディカーの方がF1よりもはるかに大きいと思う」

「数年前にインディカーレースにヨーロッパ人とブラジル人がたくさんいたように、ヨーロッパの国々と南アメリカの国々からインディカーへの代表が増えると完全に期待している」

クリスチャン・ルンガーは、ボビー・レイホールのコメントを繰り返し、彼を契約に引き付けた理由の一部は、ヨーロッパのランクをF1に向かって進むにつれて、シリーズには欠けている精神があると語る。

「今のインディカーは、おそらく僕が生まれる前にF1だと思う」とクリスチャン・ルンガーは語った。

「僕がやりたいのは適切なレースだ。数日前にインディカーに乗ったことのあるドライバーと話をしたけど、彼らは『ここに来てない。楽しめる。君はドライビングが好きなはずだ』と言っている」

「最初にヨーロッパで始めたときは、自分がレースを楽しんでいるというしっかりとした感覚を持っているものだ。でも、進めていくほど、ある意味でそれは死んでしまう。その精神は死んでいく」

「僕にとって、ここはそれが続いている場所だ。それは僕が8月にレースに来たときに感じたものだし、これはまったく異なっている」

「発火したばかりのまったく新しい火花であり、僕はそれを続けたかった。それが続いていくと思う。そうあり続けると確信している」

「インディカーはあるべき場所であり、RLLと一緒にいる場所に完全に満足している」

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カテゴリー: F1 / インディカー