カーリン インディカー
カーリンが、KVSHレーシングの共同オーナーであるケビン・カルコーベンと協力して2017年にインディカーに参戦すると報じられている。

ケビン・カルコーベンは、2004年にチャンプカーで開始したジミー・ヴァッサーとのチームの共同保有を終了するとされ、契約が成立すれば、カーリンと提携してインディカーへ参戦すると Autosport は報道。

カーリンは、2年前にインディ・ライツに参戦して以来、インディカーへの参戦を目指している。

カーリンのチーム代表トレバー・カーリンは、交渉が進行中であることを認めている。

「取り組んでいるが、契約を成立させるのは長い道のりだ」とトレバー・カーリンはコメント。

「まだはるか遠いことであり、配置しならないジグソーパズルのピースがいくつかある」

ケビン・カルコーベンは、モータースポーツチーム所有の役割を縮小したがっているとされ、カーリンとの提携はそのステップだと考えられている。

KVSHレーシングは、2016年シーズン前に財政難に陥り、一旦、スタッフを解雇。その後、スタッフを再雇用し、セバスチャン・ブルデーの1台体制で参戦した。

2001年にカーリンで英国F3チャンピオンに輝いた佐藤琢磨は、2013年から所属するAJフォイトがホンダからシボレーにエンジンを変更するとされ、新たなシートを探すことになるとみられている。

だが、カーリンは、ケビン・カルコーベンのシボレーとの契約を継続すると考えており、佐藤琢磨を獲得する可能性を否定している。

「KVはシボレーのチームであり、実際にシボレーがパッケージになる」とトレバー・カーリンはコメント。

「もし、タクが、レッド、ホワイト、ブラック(レトロなカーリンカラー)のシボレーマシンを走らせたいのであれば、ノープロブレムだ!」

カーリンは、マックス・チルトンの父親であるグレアムがオーナーの役割に就いているが、現在チップ・ガナッシのドライバーであるマックス・チルトンがプログラムの一員になる可能性は低いとしている。

「マックスは少なくとの2台体制のチームの一員であることを望んでいる」とトレバー・カーリンはコメント。

「彼のキャリアは、カーリンのプラントは別々のものだ。あるとすれば、2018年であり、2017年はない」

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カテゴリー: F1 / インディカー