ニコ・ヒュルケンベルグ 「レーシング・ポイントのために全力を尽くす」
ニコ・ヒュルケンベルグは、急遽F1イギリスGPでセルジオ・ペレスの代役としてかつて所属したレーシング・ポイントからF1復帰を果たし、「チームのために全力を尽くす」と意気込みを語った。
セルジオ・ペレスは30日(木)に新型コロナウイルス検査で陽性となり、F1イギリスGPのレースを欠場することが決定。F1の厳格な対策プロトコルによって濃厚接触者とともに隔離され、グランプリは継続している。
レーシング・ポイントF1は昨年までルノーF1でレースに参戦していたニコ・ヒュルケンベルグに連絡。7月31日(金)のフリー走行直前になって新型コロナウイルス検査で陰性という結果が出て、パドックに入ることを認められた。
オトマー・サフナウアーから電話があった際、ニコ・ヒュルケンベルグはスペインのマヨルカ島に滞在しており、ドイツ放送局RTLでの解説の仕事とGT4マシンでのテスト走行のためにドイツのニュルブルクリンクに移動している最中だったと語る。
ニコ・ヒュルケンベルグは「オトマー(サフナウアー/レーシング・ポイント代表)から電話があったとき、他のレースプロジェクトのためにニュルブルクリンクに向かっていた。あれから24時間も経っていないし、今はあまり現実感がないけど、素晴らしいチャレンジは好きだ。今回はまさにそれだ」とコメント。
「レーシング・ポイントにとっても、チェコ(ペレス)にとっても、難しい状況なのは確かだ。彼とは仲の良い友人だし、昔のチームメイトでもあるので早い回復を願っている。代役としてチームのためにベストを尽くすよ!」
レーシング・ポイントF1は、メルセデスF1ストフェル・バンドーンとエステバン・グティエレスというリザーブドライバーを共有している。
レーシング・ポイントF1のチーム代表オトマー・サフナウアーは「ストフェル(バンドーン)はドイツでのレースがあるから、ここには来ることができず、ニコはエステバンよりも我々のチームのことをよく知っている。チェコがドライブできないと判明してから、我々に許されたのは1日しかなかった」とコメント。
「猶予がない中でセルジオの代役を探さなければならないのは簡単なタスクではなかったが、ニコというチームのことをよく知る最高のスーパーサブがいた。もちろん、彼は厳しい状況に置かれるが、素早く学ぶタイプであり、すぐににスピードに慣れてくれると確信している」
オトマー・サフナウアーは、ニコ・ヒュルケンベルグが全ての手続きが終わって走行することが確定したのはフリー走行1回目の10分前だったと語っている。
「限られた時間にやるべき事がたくさんあった。昨日の午後2時20分にペレスが陽性であるという結果が出たので、その時点から我々はヒュルケンベルグに連絡をして、同意を取り付けなければならなかった。彼はやる気があったし、同意を得るのはそれほど難しいことではなかっただね」
「問題の一つは、彼をイギリスに連れて行き、ウイルスに感染していないことを確認するプロセスを経なければならなかったことだ。確認には予想以上の時間が掛かってしまった」
「それに、CRB(契約認証委員会)を通してスーパーライセンスを取得する必要もあったし、他にもいくつかのことをを完了させる必要があったがが、何とか全てを終わらせることができた」
「マシンとステアリング操作について理解してもらう必要もあったため、今朝は45分間にシミュレーションで準備に取り組んでもらった」
ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスは2014年から2016年にフォース・インディアでチームを組んでいた。ヒュルケンベルグはルノーF1に移籍するもエステバン・オコンと入れ替わる形で2020年のレースシートを失っていた。
ニコ・ヒュルケンベルグはフリー走行1回目でシートなどが快適ではなく、初めてのマシンだったにも関わらず、9番手タイムをマーク。ドライバーとしての技量とピンクメルセデスの実力を改めて示した。
カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / F1イギリスGP / レーシングポイント
セルジオ・ペレスは30日(木)に新型コロナウイルス検査で陽性となり、F1イギリスGPのレースを欠場することが決定。F1の厳格な対策プロトコルによって濃厚接触者とともに隔離され、グランプリは継続している。
レーシング・ポイントF1は昨年までルノーF1でレースに参戦していたニコ・ヒュルケンベルグに連絡。7月31日(金)のフリー走行直前になって新型コロナウイルス検査で陰性という結果が出て、パドックに入ることを認められた。
オトマー・サフナウアーから電話があった際、ニコ・ヒュルケンベルグはスペインのマヨルカ島に滞在しており、ドイツ放送局RTLでの解説の仕事とGT4マシンでのテスト走行のためにドイツのニュルブルクリンクに移動している最中だったと語る。
ニコ・ヒュルケンベルグは「オトマー(サフナウアー/レーシング・ポイント代表)から電話があったとき、他のレースプロジェクトのためにニュルブルクリンクに向かっていた。あれから24時間も経っていないし、今はあまり現実感がないけど、素晴らしいチャレンジは好きだ。今回はまさにそれだ」とコメント。
「レーシング・ポイントにとっても、チェコ(ペレス)にとっても、難しい状況なのは確かだ。彼とは仲の良い友人だし、昔のチームメイトでもあるので早い回復を願っている。代役としてチームのためにベストを尽くすよ!」
レーシング・ポイントF1は、メルセデスF1ストフェル・バンドーンとエステバン・グティエレスというリザーブドライバーを共有している。
レーシング・ポイントF1のチーム代表オトマー・サフナウアーは「ストフェル(バンドーン)はドイツでのレースがあるから、ここには来ることができず、ニコはエステバンよりも我々のチームのことをよく知っている。チェコがドライブできないと判明してから、我々に許されたのは1日しかなかった」とコメント。
「猶予がない中でセルジオの代役を探さなければならないのは簡単なタスクではなかったが、ニコというチームのことをよく知る最高のスーパーサブがいた。もちろん、彼は厳しい状況に置かれるが、素早く学ぶタイプであり、すぐににスピードに慣れてくれると確信している」
オトマー・サフナウアーは、ニコ・ヒュルケンベルグが全ての手続きが終わって走行することが確定したのはフリー走行1回目の10分前だったと語っている。
「限られた時間にやるべき事がたくさんあった。昨日の午後2時20分にペレスが陽性であるという結果が出たので、その時点から我々はヒュルケンベルグに連絡をして、同意を取り付けなければならなかった。彼はやる気があったし、同意を得るのはそれほど難しいことではなかっただね」
「問題の一つは、彼をイギリスに連れて行き、ウイルスに感染していないことを確認するプロセスを経なければならなかったことだ。確認には予想以上の時間が掛かってしまった」
「それに、CRB(契約認証委員会)を通してスーパーライセンスを取得する必要もあったし、他にもいくつかのことをを完了させる必要があったがが、何とか全てを終わらせることができた」
「マシンとステアリング操作について理解してもらう必要もあったため、今朝は45分間にシミュレーションで準備に取り組んでもらった」
ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスは2014年から2016年にフォース・インディアでチームを組んでいた。ヒュルケンベルグはルノーF1に移籍するもエステバン・オコンと入れ替わる形で2020年のレースシートを失っていた。
ニコ・ヒュルケンベルグはフリー走行1回目でシートなどが快適ではなく、初めてのマシンだったにも関わらず、9番手タイムをマーク。ドライバーとしての技量とピンクメルセデスの実力を改めて示した。
カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / F1イギリスGP / レーシングポイント