ホンダ
ホンダは、MotoGP第18戦バレンシアGPが開催されるバレンシア・サーキットにて、ほかのチームに販売するMotoGP新型プロトタイプマシン「RCV1000R」を発表した。

ホンダは、ロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラスに参戦を望む多くのチームやライダーが、より廉価に参加できるように、MotoGPワークスマシン「RC213V」の技術を投入してRCV1000Rを開発。2014年シーズンに向け、各チームに販売する。

RCV1000Rのシャシーは、現行RC213Vプロトタイプをベースとし、オーリンズ社製サスペンションとNISSIN製ブレーキを装備。専用となるエンジンは、バルブスプリングと通常のマニュアルトランスミッションを搭載するバンク角90°のV型4気筒で、最高出力175kw/16000rpmを発生する。

2014年より導入される新レギュレーションに基づき、統一ECU(電子制御装置)と統一ソフトウェアを搭載。日本国内で実施されたサーキットテストでは、MotoGPクラスで2度のチャンピオン獲得経験のあるケーシー・ストーナーがテストライダーを務め、高い評価を得ている。

2014年シーズンは、「Aspar Team」よりニッキー・ヘイデンと他1名、「Honda Gresini Team」よりスコット・レディング、「Cardion AB Team」からはカレル・アブラハムの計4名が、RCV1000Rで参戦を予定している

※ 2014年シーズンより、MotoGPクラスは、統一ECU(電子制御装置)と統一ソフトウェアを使用するマシン(1レースあたりの使用燃料は24L、シーズン中に使用可能なエンジンは1ライダー12基まで)と、統一ECUと独自開発ソフトウェアの使用(燃料は20L、エンジンは5基まで)の2種類のプロトタイプマシンが参戦する。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1