ホンダ 2026年F1エンジンの開発が遅延? アストンマーティンが噂を否定

この疑惑は、マルチン・ブドコウスキーが「アストンは遅延を“ニューウェイがより多くの時間を必要としている”という形で対外的に説明するが、実際の問題はホンダ側にある」と示唆したことから拡散した。
アストンマーティンはこれを否定し、追加コメントは行わなかった。
ニューウェイのチーム代表就任はパドックに衝撃 アロンソは存在感を絶賛
2026年に向けたエイドリアン・ニューウェイのチーム代表就任はパドックを驚かせたが、カタールでの姿は今季2回目の現地訪問となった。
フェルナンド・アロンソは AS に対し、ニューウェイがまだ正式稼働前であることを前置きしつつ、週末の技術面に深く関わっていたと語った。
「彼はまだ始めていない。ミーティングでも姿を見たし、週末の技術的な側面についても関わっていた。でも僕ら側の“追加のエンジニア”という感じで、セットアップや戦略に別の視点を与えてくれた。それが見られて良かった」
アロンソは、ニューウェイが前面に立つ役職に向いていないという一部の見解に反論した。
「彼はとても積極的で興味深い存在だ。これまでも様子を見るために他のレースへ来ていたが、今はもっと関わっていて、彼とのミーティングは長くなるし、終わった後も特定の2、3人に必ず質問を投げかける。ドライバーにも時々聞いてくる」
「彼の言うことはすべて理にかなっているし、パフォーマンスの視点を持っている。しばしばブリーフィングは長くなるけど、どう速くするかという結論が出ないまま終わることがある。彼はその結論を頭の中に持っていて分析している。だからチームが成長する助けになると思う」

アストンマーティンの2025年は苦戦続き “運転不能な週末”とアロンソ
アストンマーティンの2025年シーズンは深刻な苦戦が続いており、アロンソは DAZN に対し、AMR25の操縦性について厳しい評価を述べた。
「このマシンは時に完全に運転不能だ。テレビで見るよりはるかに難しい」
それでもカタールGPでは久々に光明が差し、アロンソは7位で8ポイントを獲得した。
「嬉しいか? いや、想像してみてくれ。僕は今年30ポイントほどしか取っていないのに、ここで8ポイントも得られたんだ。すべてのセッションでトップ10に入り、レースでは追い抜きができないサーキットで、戦略も同じだったから、ポジションを維持するだけでうまくいった」
アロンソ「根本的には厳しいまま」:予選は速いが決勝で後退
アロンソは結果に喜びつつも、チームの根本的課題は解決していないと明言した。
「今年は思い出したくない年だ。巨大な問題を抱えてきた。今日も全員がクリアなトラックを持っていたら、僕らはもっと後ろで終わっていただろう」
「土曜は予選でうまくいくが、日曜は追い抜きが可能なサーキットでは徐々に後退していく」
アストンマーティンの浮上はまだ見通せないが、ニューウェイの関与強化が来季の改善の鍵になるとの期待が高まっている。
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