土橋皇太、2025年HRS Formulaスカラシップを獲得 HFDP入りが決定
ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)は10月8日、「スカラシップ最終選考会」を実施し、兵庫県出身の18歳・土橋皇太(つちはし・こうた)が首席で2025年度のスカラシップを獲得したと発表した。

今年3月に入校したHRS Formulaクラスでは、アドバンスカリキュラムを修了した8名の中から4名がスカラシップ候補生に選出。その後2度の選考会を経て、最終的に土橋が選ばれた。

土橋は今後、ホンダのドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の一員として活動を開始し、2026年シーズンから育成カテゴリーのレースに参戦する予定だ。

Hondaは声明の中で「F1をはじめとする世界のトップカテゴリーで活躍するドライバーの輩出を目指し、育成プログラムを強化していく」としている。

■2025年度HRSスカラシップ獲得者

土橋 皇太(つちはし・こうた)
18歳/兵庫県出身

【主な経歴】
・2023年:GPR全日本カート選手権OKクラス第1戦 3位(スーパーポール獲得)
・2024年:同選手権第5戦 5位(スーパーポール獲得)
     同第6戦 優勝(FIA MOTORSPORT GAMES日本代表選出)
     カートレースIN SUZUKA Senior MAXクラス 年間ランキング4位(最高位2位)

土橋皇太、2025年HRS Formulaスカラシップを獲得

■土橋皇太 コメント
「最終日はタイヤの使い方を改めて考えさせられるセッションが多かったのですが、諦めずにここまで走り切れて良かったです。海外で活躍したいという夢を持っています。F1でチャンピオンを獲れる選手になることを目指して励んでいきます。」

■佐藤琢磨プリンシパル コメント
「2025年度のHRS Formulaクラスのカリキュラムがすべて終了しました。例年以上に若い生徒が揃った今年は、序盤から比べると成長率も大きい傾向がありました。スカラシップを獲得した土橋選手も大きな成長を遂げた一人で、スクール終盤にはプロドライバーである講師陣に匹敵するタイムを出すなど、頼もしい姿を見せてくれました。今後の活躍に大きな期待を寄せています。今後も、HRSは若手選手の成長の場を提供してまいります。来年もここから未来を切り拓く若者たちに出会えることを心から楽しみにしています。」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1