ホンダF1 「予選モードが禁止となるため異なるプログラムで走行した」と田辺豊治TD / F1イタリアGP 初日
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPの初日のフリー走行を振り返った。

今週末のF1イタリアGPからは予選モードが禁止となり、予選と決勝でほぼ同じエンジンモードを使用しなければならなくなる。そのため、ホンダF1もそれを想定してこれまでとは異なるプログラムを実施。

ホンダF1エンジン勢の最高位はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の4番手。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が5番手、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が7番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が14番手で初日のセッションを終えた。

「今日のイタリアGP初日は、FP1でのフェルスタッペン選手のコースアウトはあったのものの、PUとしては問題なく順調にプログラムを消化することができました」と田辺豊治はコメント。

「まだ初日とはいえ、特にホームレースとなるSATは地元で2台がよいポジションにつけており、いい形でスタートが切れたと思います」

「今週末から、予選と決勝で同一のPUモードを使用する規制が適用となるため、PUとして今日のプラクティスセッションはその設定確認のため若干通常と異なるプログラムで走行しました」

「今日集めたデータをもとに、ここから予選と決勝で使用するモードの詳細を煮詰め最適化を進めます。明日の予選以降は、我々にとってこれまで経験したことのない形での運用となります。パフォーマンスと信頼性のベストバランスを取りながら、週末を戦っていければと考えています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1イタリアGP