ホンダF1 田辺豊治TD 「ライバルとの実力差を痛感したレース」 / F1スペインGP 決勝
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝レースを振り返った。

F1スペインGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが5戦連続の表彰台となる2位でフィニッシュ。アレクサンダー・アルボンが8位入賞となった。アルファタウリ・ホンダも、ピエール・ガスリーが9位入賞を果たしてチームとしては3戦連続のポイント獲得となった。

「今日のスペインGP決勝は、アスンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が5戦連続となる2位表彰台を獲得しました。また、トラフィックの中でレースを続ける形となったチームメートのアルボン選手とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、いくつかのオーバーテイクを見せて、入賞を果たしてくれました。クビアト選手についてはポイント圏内まで約7秒差と、残念ながら入賞を逃す形になりました」と田辺豊治はコメント。

「フェルスタッペン選手とガスリー選手については、マシンの持てるパフォーマンスを十分引き出してのレースだったと思います。一方で、それぞれのライバルとの戦いの中では、まだまだ力を付けなければならないことを痛感したレースでもありました」

「ここで2度目の3連戦が終わり、1週間のブレイクを挟みます。ここまで6レースのデータを改めて振り返り、次に控える3連戦でさらにいい成績を残すべく、準備を進めたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1スペインGP