ホンダF1、後半戦に意気込み 「モンツァは面白いレースになりそう」
ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、今週末のF1ベルギーGPでスタートするシーズン後半戦への意気込みを語った。なかでもF1イタリアGPは“面白いレースになる”と予想する。
今年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダは、F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの今季優勝を含めて2勝、5回の表彰台、1回のポールポジション獲得という活躍をみせ、フェルスタッペンは181ポイントを獲得してドライバーズ選手権3位に位置している。
だが、チームメイトのピエール・ガスリーは63ポイントの獲得にとどまり、コンストラクターズ選手権ではフェラーリから44ポイント差の3位。後半戦からはガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用し、巻き返しを図る。
ホンダF1の後半戦の最大の注目となるのは“スペック4”エンジンの投入のタイミング。一部報道では、スペック4でエンジンは25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリに匹敵するともされている。
スペック4は、夏休み明けのF1ベルギーGPもしくはF1イタリアGPでの投入が予想されているが、山本雅史はまだどのサーキットで投入するかは決定していないと語る。
「ネットに少し話題が出てるんですけど、いずれにしてもスペック4は、今、田辺が中心になって、ホンダとレッドブル、ホンダとトロロッソで協議中です。敵は周りにもいるんですけど、自分たちと戦うのもモータースポーツの楽しさでもあると思っているので、自分たちがいかにシーズンをアブダビまでパワーユニットを使い切るかということだと思います」
また、各サーキットについて山本雅史は以下のように語った。
F1イタリアGP
「パワーサーキットもあんまりサーキット特性が気にならない状況に見えてきている感はあるので、あくまで僕個人の意見ですけど、スパは全開率が長いので、そういう意味ではモンツァは面白いレースになるんじゃないかなと少し思っているですよ。モンツァは1コーナーもそうですし、次の2個目のシケインもそうですし、スパより僕は抜けるコースだと思っています」
F1シンガポールGP
「シンガポールは本当にトロロッソも比較的いいパフォーマンスを過去に見せてくれている場所なので、ホンダの4台が揃ってモナコみたいに8位に4台いたような、ああいうレースをしてくれた方が嬉しいし、もちろん、フェルスタッペンとアルボンがまた表彰台に上ってもらう、その両方を狙っていくように田辺と緻密にやっていきます」
F1ロシアGP
「ロシアでやはりレッドブル・リンクでレッドブルが優勝したように、日本のホンダ、地元で鈴鹿にむけてロシアでしっかりパワーユニットの使い方をホンダとしてまとめて鈴鹿に向かいたい。そんなサーキットです」
F1日本GP
「本当にホンダにとっても鈴鹿はホームコースなので狙っていきたいと思います。レッドブルもみんなアップデートしてきて、ホンダが今年投入する最後のスペックになると思うので、そこをしっかりやり遂げて、マックス、アルボン、ドライバーたちが、レースしやすいパフォーマンスを提供できるように頑張ります」
F1メキシコGP
「本当にきっちりパワーユニットをうまく生かして、レッドブル、トロロッソ、両チームがいいレースをできるように。昨年も非常にレッドブルは良い結果を出しているコースなので、総合力が高いレベルにあると思うので、そういった意味ではメキシコは非常に楽しみにしたいです」
F1アメリカGP
「アメリカは本当に低速からストレートもあってほとんど直線ぽいコーナーが多いので、そういった意味ではレッドブルも負けないようにきっちり良い仕事ができるように良い仕事をしたいと思います」
F1ブラジルGP
「昨年もいいレースしていたし、そのころにはたぶんスペック4が出ているので、エンジニアも熟知していい形でレースのマッピングがたぶんやれていると思うので、そう意味では期待できるコースだと思います」
F1アブダビGP
「2019年の最終戦、締めくくりなので、やっぱり来年につなげられるように本当にパワーユニットを使い切るみらいなことで来年にむけていいレースにしたいと思います」
最後に後半戦にむけて山本雅史は以下のように締めくくった。
「来週から始まる後半戦、モータースポーツファン、ホンダファンのためにも、いろんな意味で喜びを多く共有できるようにトロロッソ、レッドブル、チームホンダで力を合わせて総合力で頑張っていきたいと思いますので、後半戦もみなさん応援よろしくお願いします」
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング
今年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダは、F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの今季優勝を含めて2勝、5回の表彰台、1回のポールポジション獲得という活躍をみせ、フェルスタッペンは181ポイントを獲得してドライバーズ選手権3位に位置している。
だが、チームメイトのピエール・ガスリーは63ポイントの獲得にとどまり、コンストラクターズ選手権ではフェラーリから44ポイント差の3位。後半戦からはガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用し、巻き返しを図る。
ホンダF1の後半戦の最大の注目となるのは“スペック4”エンジンの投入のタイミング。一部報道では、スペック4でエンジンは25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリに匹敵するともされている。
スペック4は、夏休み明けのF1ベルギーGPもしくはF1イタリアGPでの投入が予想されているが、山本雅史はまだどのサーキットで投入するかは決定していないと語る。
「ネットに少し話題が出てるんですけど、いずれにしてもスペック4は、今、田辺が中心になって、ホンダとレッドブル、ホンダとトロロッソで協議中です。敵は周りにもいるんですけど、自分たちと戦うのもモータースポーツの楽しさでもあると思っているので、自分たちがいかにシーズンをアブダビまでパワーユニットを使い切るかということだと思います」
また、各サーキットについて山本雅史は以下のように語った。
F1イタリアGP
「パワーサーキットもあんまりサーキット特性が気にならない状況に見えてきている感はあるので、あくまで僕個人の意見ですけど、スパは全開率が長いので、そういう意味ではモンツァは面白いレースになるんじゃないかなと少し思っているですよ。モンツァは1コーナーもそうですし、次の2個目のシケインもそうですし、スパより僕は抜けるコースだと思っています」
F1シンガポールGP
「シンガポールは本当にトロロッソも比較的いいパフォーマンスを過去に見せてくれている場所なので、ホンダの4台が揃ってモナコみたいに8位に4台いたような、ああいうレースをしてくれた方が嬉しいし、もちろん、フェルスタッペンとアルボンがまた表彰台に上ってもらう、その両方を狙っていくように田辺と緻密にやっていきます」
F1ロシアGP
「ロシアでやはりレッドブル・リンクでレッドブルが優勝したように、日本のホンダ、地元で鈴鹿にむけてロシアでしっかりパワーユニットの使い方をホンダとしてまとめて鈴鹿に向かいたい。そんなサーキットです」
F1日本GP
「本当にホンダにとっても鈴鹿はホームコースなので狙っていきたいと思います。レッドブルもみんなアップデートしてきて、ホンダが今年投入する最後のスペックになると思うので、そこをしっかりやり遂げて、マックス、アルボン、ドライバーたちが、レースしやすいパフォーマンスを提供できるように頑張ります」
F1メキシコGP
「本当にきっちりパワーユニットをうまく生かして、レッドブル、トロロッソ、両チームがいいレースをできるように。昨年も非常にレッドブルは良い結果を出しているコースなので、総合力が高いレベルにあると思うので、そういった意味ではメキシコは非常に楽しみにしたいです」
F1アメリカGP
「アメリカは本当に低速からストレートもあってほとんど直線ぽいコーナーが多いので、そういった意味ではレッドブルも負けないようにきっちり良い仕事ができるように良い仕事をしたいと思います」
F1ブラジルGP
「昨年もいいレースしていたし、そのころにはたぶんスペック4が出ているので、エンジニアも熟知していい形でレースのマッピングがたぶんやれていると思うので、そう意味では期待できるコースだと思います」
F1アブダビGP
「2019年の最終戦、締めくくりなので、やっぱり来年につなげられるように本当にパワーユニットを使い切るみらいなことで来年にむけていいレースにしたいと思います」
最後に後半戦にむけて山本雅史は以下のように締めくくった。
「来週から始まる後半戦、モータースポーツファン、ホンダファンのためにも、いろんな意味で喜びを多く共有できるようにトロロッソ、レッドブル、チームホンダで力を合わせて総合力で頑張っていきたいと思いますので、後半戦もみなさん応援よろしくお願いします」
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / レッドブル・レーシング