F1 ホンダ
ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、生粋のレーシングチームであるレッドブル・レーシングとの仕事を楽しんでおり、ホンダにとっては大きなプレッシャーであると同時に大きなチャンスだと語る。

レッドブル・レーシングは過去10年間にドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを各4回獲得。昨シーズンは4回優勝している。

正に勝つためのチームであり、そのプレッシャーに対する準備はできているとホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は語る。

「レッドブルの判断基準はレースで勝つため、チャンピオンになるために必要かどうかです。それが彼らの最優先事項であり、明確な目標に向かってチーム一丸となって取り組んでいます。彼らと交渉を始めてから、その印象は変わりません」と山本雅史は語る。

「そのような生粋のレーシングチームと仕事をすることを本当に楽しんでいます。交渉を始めた時から、ファンやメディアから期待されるビッグチームだということは分かっていましたので、その意味では準備はできていました。今はプレッシャーと期待が半々という気持ちです」

レッドブルとの提携が始まっても、トロロッソとの提携が終わるわけではない。2チームと提携するのは4年前にF1に復帰してから初ですが、山本雅史はあらゆる面でいい影響があると考えている。

「1年をとおしてより良い結果を出すという目標は両チーム一緒です。ホンダとしては計画どおりにアップデートを進め、レースでの勝利を目指します。チャンピオンへのチャレンジの年にしたいと思っています」

レッドブルとの新しい提携は、ミルトンキーンズとSakuraのホンダのファクトリーもいい雰囲気に満ちている。強いチームと組む効果について、山本雅史は次のように語る。

「レッドブルのようなトップチームとパートナーシップを組めることは、ホンダにとっては大きなプレッシャーであると同時に、間違いなく大きなチャンスであると感じています。昨年、トロロッソとは互いにリスペクトしながらもオープンな非常にいい関係を築けたと思っていますが、今年はレッドブルとも同様のパートナーになれると信じています。すぐにトップ争いをするレベルで勝負を見せられるかは実際に走ってみないと分かりませんが、一緒に前進を続けていけるパートナーシップだと強く感じています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1