F1 ホンダF1
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1日本GPのスタート直前に承認されていたパワーユニット(PU)のセッティング変更をFIA(国際自動車連盟)が却下したことに“驚いている”と語った。

フリー走行3回目で、ピエール・ガスリーの“スペック3”エンジンにはギアをシフトアップした際にオシレーション(共振)の問題が発生しており、ホンダはそれに対応するために予選後にPUのセッティング変更を申請した。

FIAは、F1日本GPの決勝に先立ち、日曜日のお昼に“Post shift ignition retard settings”の変更を承認。FIAの技術代表ジョー・バウアーの承認を受けたことは、公式文書にも記されていた。

だが、ホンダはスタート直前のグリッドでそれを元に戻すように伝えられた。FIAはホンダの変更が申請されたものと異なると判断して、以前のセッティングに戻すよう指示したと考えられてるが、ホンダはその理由がわからないとしている。

結果、ピエール・ガスリーはシフトアップのタイミングを変えなければならなったが、ホンダはそれによってエンジンのパフォーマンスを制限する変更ではないとし、FIAが当初の決定を覆した理由についてより多くの情報を求めていると語った。

ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「我々はFIAにパルクフェルメの変更を申請しました」とコメント。

「彼らはそれを承認しました。それが彼らが文書を発行した理由です」

「彼らがなぜ決定を変えたのか、誰によって変更されたのが正確に理解する必要があります。彼らはイエスと言っていたので驚いています。突然、彼らはグリッド上でノーと言ってきました」

「FIAの決定を尊重する必要があるので、我々はそれを使用しませんでした」

田辺豊治は、変更による影響が“大きいか小さいかを判断するのは難しい”としつつも、当初、FIAはホンダがパフォーマンス差別要員を導入しようとしていたわけではないことを理解していたと語った。

決勝ではポイント獲得はならなかったが、ホンダの“スペック3”エンジンの効果もあり、F1日本GPの予選では、ブレンドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得している。

「パフォーマンスという点では満足しています」と田辺豊治はコメント。

「シフト後のオシレーション(共振)、いくつか低回転数でのトルクデリバリーの可能性もあるので、これからデータを評価し、次のレースにむけて改善していきます」

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カテゴリー: ホンダF1 | F1日本GP | FIA