F1 ホンダF1 フランスGP トロロッソ・ホンダ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1フランスGPの作業について振り返った。

トロロッソ・ホンダとして初めてポール・リカールで迎えるF1フランスGPの初日、母国グランプリのピエール・ガスリーは、FP1で8番手、FP2で10番手と両方のセッションでトップ10内のタイムを記録。

一方、チームメイトのブレンドン・ハートレーはFP2の残り10分を切った時点でマシンにトラブルが発生。エキゾーストから炎が上がっていた。

ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、パワーユニットに関してはまだ調整の余地はあるとし、またブレンドン・ハートレーのマシンのトラブルの原因などは把握できていないが、パワーユニットにダメージを負っている可能性があることを示唆した。

「ここポール・リカール・サーキットでの初日でまず確認すべきことは、事前に行っていたシミュレーションと実際の相関が取れているかどうかについてでした」と田辺豊治はコメント。

「午前は初走行ということもあり、パワーユニットとしてはエネルギーマネージメントの最適化に時間を費やしています。ここからさらに予選に向けて、調整の余地があると感じています」

「母国グランプリとなるガスリー選手がいいペースで走行を続けていたことは前向きに捉えていますが、FP2の最終版でハートレー選手のパワーユニットにオラブルが発生してしまったことは非常に残念でした」

「これから問題の原因とパワーユニットが負ったダメージの大きさについて分析を行い、その結果に従って明日以降のパワーユニットオペレーションを決めていきます」

2018年 F1フランスGP フリー走行2回目:ブレンドン・ハートレー
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カテゴリー: F1 / ホンダF1