F1フランスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
2018年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPのフリー走行1回目が6月22日(金)にポール・リカール・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制でフランスGPの週末をスタートした。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが15番手タイムで1回目のセッションを終えた。
長い歴史を持つフランスGPが10年ぶりにカレンダーに復活。1991年以降のフランスGPはマニクール・サーキットで開催されていたが、今年はさらにそれ以前にレースが開催されていたポール・リカール・サーキットで行われる。過去にピレリのタイヤテストなどで使用されていたものの、現役ドライバーにとってはF1マシンでレースをするのは初めてとなる。
ピレリは、F1フランスGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。ポール・リカールの路面は粗く、タイヤの耐久性が重要な要因にもなりえるグランプリとなる。
現地時間12時。気温25.2℃、路面温度43.7℃のドライコンディションでセッションはスタート。各ドライバーがF1マシンでの限界を探るべく、積極的に走行を実施。ポール・リカールは風が強いことで有名でもあり、風向きが変わるターン6ではスピンを喫するマシンが多く見られた。
途中にシケインは設けられているものの、ヨーロッパでは最長となるミストラルストレートを有するポール・リカールは、高速ストレートと低速コーナーというパワーユニットのパワーが必要なサーキットとなる。
全員がタイムを出した段階でまずはダニエル・リカルド(レッドブル)がソフトタイヤで1分32秒576を記録してタイムシートのトップに立つ。2番手には0.563秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には1.047秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)がウルトラソウトで続く。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーもスーパーソフトで7番手と上々の滑り出しをみせる。
残り5分でマーカス・エリクソン(ザウバー)がクラッシュ。マシンから炎があがり、セッションは赤旗が提示され、そのまま終了となった。幸いにもエリクソンは無事にクルマを降りている。
フリー走行1回目のトップタイムは、メルセデスのルイス・ハミルトンの1分32秒231。2番手にも0.140秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で週末をスタートした。
メルセデスは、カスタマーを含めた全6台のパワーユニットに新品を投入したが、それがトラブルによって延期されていたアップグレードが施された新スペックなのか、それとも開幕戦から使用してきた旧スペックなのかはまだ明らかにしていない。
3番手には0.296秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手は0.772秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが23周を走行して、8番手タイムとなる1分33秒685。トップとの差は1.454秒。ブレンドン・ハートレーは25周を走行して15番手タイムだった。
F1フランスGP フリー走行2回目は、このあと23時(現地時間16時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1フランスGP
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが15番手タイムで1回目のセッションを終えた。
長い歴史を持つフランスGPが10年ぶりにカレンダーに復活。1991年以降のフランスGPはマニクール・サーキットで開催されていたが、今年はさらにそれ以前にレースが開催されていたポール・リカール・サーキットで行われる。過去にピレリのタイヤテストなどで使用されていたものの、現役ドライバーにとってはF1マシンでレースをするのは初めてとなる。
ピレリは、F1フランスGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。ポール・リカールの路面は粗く、タイヤの耐久性が重要な要因にもなりえるグランプリとなる。
現地時間12時。気温25.2℃、路面温度43.7℃のドライコンディションでセッションはスタート。各ドライバーがF1マシンでの限界を探るべく、積極的に走行を実施。ポール・リカールは風が強いことで有名でもあり、風向きが変わるターン6ではスピンを喫するマシンが多く見られた。
途中にシケインは設けられているものの、ヨーロッパでは最長となるミストラルストレートを有するポール・リカールは、高速ストレートと低速コーナーというパワーユニットのパワーが必要なサーキットとなる。
全員がタイムを出した段階でまずはダニエル・リカルド(レッドブル)がソフトタイヤで1分32秒576を記録してタイムシートのトップに立つ。2番手には0.563秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には1.047秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)がウルトラソウトで続く。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーもスーパーソフトで7番手と上々の滑り出しをみせる。
残り5分でマーカス・エリクソン(ザウバー)がクラッシュ。マシンから炎があがり、セッションは赤旗が提示され、そのまま終了となった。幸いにもエリクソンは無事にクルマを降りている。
フリー走行1回目のトップタイムは、メルセデスのルイス・ハミルトンの1分32秒231。2番手にも0.140秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で週末をスタートした。
メルセデスは、カスタマーを含めた全6台のパワーユニットに新品を投入したが、それがトラブルによって延期されていたアップグレードが施された新スペックなのか、それとも開幕戦から使用してきた旧スペックなのかはまだ明らかにしていない。
3番手には0.296秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手は0.772秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが23周を走行して、8番手タイムとなる1分33秒685。トップとの差は1.454秒。ブレンドン・ハートレーは25周を走行して15番手タイムだった。
F1フランスGP フリー走行2回目は、このあと23時(現地時間16時)から行われる。
2018年 第8戦 F1フランスGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分32秒231 | 25 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分32秒371 | 0.140 | 29 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分32秒527 | 0.296 | 25 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分33秒003 | 0.772 | 23 |
5 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分33秒172 | 0.941 | 19 |
6 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分33秒318 | 1.087 | 22 |
7 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分33秒331 | 1.100 | 15 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分33秒685 | 1.454 | 23 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分33秒719 | 1.488 | 26 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分34秒108 | 1.877 | 23 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分34秒258 | 2.027 | 25 |
12 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分34秒484 | 2.263 | 14 |
13 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分34秒513 | 2.282 | 21 |
14 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分34秒592 | 2.361 | 21 |
15 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分34秒664 | 2.433 | 25 |
16 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分34秒862 | 2.631 | 20 |
17 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分34秒881 | 2.650 | 28 |
18 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分34秒993 | 2.762 | 24 |
19 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分35秒021 | 2.790 | 24 |
20 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分35秒105 | 2.874 | 25 |
【動画】 マーカス・エリクソンのマシンが炎上
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