F1 本田技研工業 アゼルバイジャンGP バクー市街地コース 2018年のF1世界選手権
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースでのパワーユニットに関するポイントを語った。

昨年、バクーでのレースは、3度のセーフティカー出動と赤旗中断により、大波乱の展開となった。超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

「長距離移動の連続だった開幕からの3戦を終え、今回はヨーロッパの東端、アゼルバイジャンでのレースになります」と田辺豊治はコメント。

「バクー市街地サーキットは、旧市街にあるタイトなセクションと、2キロに及ぶロングストレートを持ち、同じように市街地を走るモナコやシンガポールとは異なるトラックレイアウトになっています。パワーユニットにとっては厳しいサーキットなので、燃費とエネルギーマネジメントが重要になります」

「今年のアゼルバイジャンGPは第4戦での開催になったため、例年より早い時期にレースがあります。気温や路面温度も高めだった過去3年より下がると見込まれるので、それに合わせてセットアップを進めます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP