ホンダ F1 オーストリアGP 2016
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、F1オーストリアGPへの抱負を語った。

長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「レッドブル・リンクは、オーストリアの山々に囲まれた自然豊かで美しいサーキットですが、日曜日にはのどかな田園風景をバックに、例年ハイスピードバトルが繰り広げられ、一年で最も短いレースとして、とても忙しい戦いとなります」

「コースの特徴としては、2コーナーまで傾斜が高い上り坂を全開で登った後は、ヘアピンなどを含む曲がりくねった下り坂を一気に下ることになります。一見シンプルなサーキットに見えるものの、全長が短くブレーキングポイントが少ないことから回生エネルギーを規定の2MJに到達させるのが難しいこと、標高700mではパワーユニットのターボ効率が平地より低くなることなどから、効率のいいエネルギーマネージメントが必要となります」

「カナダGPでアップデートを行ったターボがここ2戦ともに期待通りのパフォーマンスを発揮しており、熱エネルギーの効率いい回生ができていることを確認しましたので、今週末のレッドブル・リンクでも十分にバトルできると思います。再びポイント圏内に戻ることを目指し、週末に向けた準備をチームと進めます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1オーストリアGP