ルイス・ハミルトン F1ベルギーGPでメカニックと接触 2件目のペナルティ危機

ハミルトンはすでにジョージ・ラッセルとの接触を引き起こしたとして5秒ペナルティを受けており、今回のピットレーンでの一件によって、レース後に2件目のペナルティを科される可能性が浮上している。
フロントウイングを調整していたメカニックと接触
問題の場面は、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入中にハミルトンがピットインした際に発生した。
フェラーリはタイヤ交換と同時に、ラッセルとの接触で科された5秒ペナルティを消化。さらにフロントウイングの調整作業を行っていたが、ハミルトンがピットボックスを発進した際、右フロントタイヤが作業中のメカニックに接触した。
ハミルトンは直後、レースエンジニアのカルロ・サンティに無線で「くそっ、大丈夫か? グリーンになったんだ!」と状況を確認した。
これに対してチームは「彼は大丈夫だ。全員問題ない」と返答し、接触したメカニックにけががないことを伝えた。
ハミルトンはピットシグナルの変化を主張
ハミルトンの無線からは、発進を許可するピットシグナルがグリーンに変わったため、マシンを動かしたとの認識だったことがうかがえる。
一方で、メカニックが完全に作業位置から離れる前にマシンが発進した場合、競技規則上はチーム側のアンセーフリリースと判断される可能性がある。
レースコントロールは接触を確認すると、44周の決勝終了後にスチュワードが調査すると発表。ハミルトンは現地時間16時45分に審議へ出席するよう召喚された。
ラッセルとの接触に続く追加処分の可能性
ハミルトンは決勝序盤、ジョージ・ラッセルとの接触を引き起こした責任を問われ、すでに5秒のタイムペナルティを受けていた。
今回の一件がアンセーフリリースと認定された場合、フェラーリに罰金が科されるだけでなく、状況によってはハミルトンに追加のタイムペナルティやグリッド降格などの処分が下される可能性もある。
メカニックに大きなけががなかったことは幸いだが、発進シグナルと作業完了のタイミングが適切に管理されていたかが審議の焦点となる。ハミルトンとフェラーリにとっては、ラッセルとの接触に続き、レース後までペナルティの行方を待つ厳しいベルギーGPとなった。
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